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北村ゑい二十五才身上願(河原町分教会部内)

さあ/\尋ねる事情、さあ/\事情は先々所々それ/\事情諭す事情、一つ事情はどうでもこうでも皆々事情は諭さにゃならん。諭し難くいと言うて、捨てゝ置いては、どうもならん。そこで、じいと諭さにゃならん。どういう理こういう理皆々聞いて、これまで長い間、よう尽す運ぶなと言うて、諭さずに居ては、どうむならん。身上は何でも彼でも救からんにゃならん、救けにゃならん。事情は皆々これまで諭す中に、第一為す事いんねん。いんねんならばと言うて了えば、そのまゝなれど、よう聞き分け。たんのう事情は、前生いんねんのさんげいという。身上不足なる中に、たんのうは治められやせん。なれど、万事事情、道一つの理よう聞き分け。大層事情は大層運び、話は心に持って話さにゃならん。事情治めるなら、身上又治まるという。所又所々の理にもなる。よく/\諭してくれるよう。

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