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増野正兵衞小人おとも身上熱横腹出物の願

さあ/\尋ねる事情/\、小人事情掛かる理、どういう事こういう事である。事情案じる事要らん。万事の処皆一つの理、さしづようこの事情、どういう事の事情、こう/\聞いてそのまゝ追い延ばし、事情尋ねるさしづという、こうという、早いか遅いか治まる。万事の処たゞ一つ、言葉の理成る成らんの理、取りよう治めよう、大変難しい。万事事情掛かる。尋ねるも事情、万事諭して諭を守るなら、皆治まる。双方の理尋ねる。小人案じる事は要らんで。
【説明】
増野正兵衛、本部員。 事情たずねるからさしづしたので、それをしっかりと守ったならば、早いか遅いかいずれは治まる。万事の処ただ一つ、言葉の理(さしづ)を守るか守らんかによって、具合よく成るか成らんかの理が現れる。さしづの受け取り方、心に治め方が大変むつかしい。という意味で、熱横腹出物は、さしづの受け取り方、治め方が十分でないために、事情がうまく治まらず、すれ合っている。ということを指示されたのであろう。
【摘要】
熱については、物体の摩擦から発熱するように、心の摩擦から、身上に発熱するという理をさとされている。そもそもの理即ち、各自が勝手の心を遣い、一手一つに治まらない理ー仲違いの理ーが発熱となる。よく談じ合い、一手一つになることが発熱を御守護いただく元である。また因縁の自覚が足らず、因縁の理に逆ろうて不足することも、発熱病の元となる。発熱の場合は、各自がたんのうし、またそれぞれがたんのうし合うということが、特に大切であろう。

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