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吉川宗七妻たけ身上願

さあ/\尋ねる処/\、前々にこれまで万事の処事情一つの処諭しある。よう/\の処そうであると心治まる。又身上一寸には行かんと諭したる。だん/\これでよかろうと思う。又一つ心得ん。この一つ事情分かるまい。よう事情聞いて、内々の事情どうしょうこうしょう言うまで。内々にはこれでなあ、日々淋むしい心を持たず、身上長く事情どうなりとしてと思う。一時鮮やかならん。日々の処一時事情、内々余程定め。今まで大きに行くは、大きく成る思やんなれど、元も無く末も無しでは、何もならん。天よりあたゑは決まりある。一つ実という/\は弱い心。よう聞き分けにゃならん。どちらこちらから続く理は、弱い心が続く、弱い心が続く。軽荷は何処までも持って行ける。毎日軽い荷は持って通れる。重い荷は遠く行けん。向こうへも行けねば、後へも行けん。これから一つ悟れ。親一つ内々一つ事情よう思やんせにゃならん。細々細いもの弱いもの、弱いものが堅い。太いものは持てん。こんなさしづは無い程に。物に理が続いてのさしづやで。身上不足余程大層、事情しいかり定めてくれるよう。

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