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増野正兵衞足の障り、又いと同日午後四時頃より俄かに胸迫りに付、共に願

さあ/\だん/\と事情以て尋ねる処、めん/\にも皆心得ん事情、又内々いかにも事情一つ、だん/\いつ/\事情、長らえて事情はいつという、心という、一つどうでも楽しみどうでもならん。尋ねるからは、しっかり諭すによって、よく聞き分けにゃならんで。これまで何度身の障り、幾度も諭したる。だん/\重なり余儀無く事情では押せんと聞きたら、どんな事あるとも分からん。最初始まりという、誠の心定めどころ、取り損い聞き損いあってはならん。遠い所から理を寄せる。何度々々事情重なる処、よう聞き分けて、内々にもどうしようにも心に堪えられん。すれば聞き分けにゃならん。事情はあら/\事情、一寸鮮やかとなり掛けたる。尋ねる事情、そんならめん/\身上に掛かると思う。よう聞き分け。いつの度でも事情、こうどうというは出やにゃなろまい。事情は一名はこうという事情であろまい。なれど、めん/\だけ尋ねた、こういうさしづありたと運ばにゃなろまい。道は一つの道なら、人はどう言うこう言う用いる事なろまい。めん/\思やんして道の事情こう、さしづこう、一時取り替え談示一手一つといえど、これ取り替え、今まではどうどという、一時事情は、これから定めた事情早くという事情、内々事情。 さあこれまで言わず語らず、事情は皆そも/\事情である。そも/\事情でありたが、どうもならん。これまで抑えられ/\、表へ現われて来たる事情、めん/\心に感じ治めにゃなろまい。 押して願 さあ/\一人は一人だけ早く事情、一つ洗い替え/\。これからたゞ一つはっちゃあらせん。あちらでどういう事する、こういう事する。何もならん事して居る。よう聞き分け。元初め道筋思い、人間心で成りたるか成りてないか、よう聞き分けば鮮やか分かる。白いものに黒き事情あるか、黒いものに白いものあるか。これしっかり取り替え。めん/\運ぶ先々運ぶと言えば、事情はさしづ通り伺い通り、一つで治める。
【説明】
増野正兵衛、本部員。 こういうおさしづがあったと、おさしづ通り実行せねばならぬ。これから定めた事情は早く実行せよ。内々の事情は、これまで言わず語らずに来て、お互いに意志が疎通しなかったためで、これではどうもならない。これまで押えられ押えられて来たが、今度表に現れてきた事情は、各自心に感じ治めなければならないであろう。という意味で、足の障りは、おさしづにもとづいて定めた事情を早く実行せよ、ということを指示されたのであろう。
【摘要】
足は、歩くものー通るものー運ぶものー実行するものーである。足の障りについて、、(1)因縁納消の道を通れ(2)一段又一段成人の道を歩め(3)相手に心の尽くし心の運びをせよ――まず自分がたんのうし、先方にもたんのうしてもらう(4)定めた事情を早く実行せよというおさとしは、足の機能から考えると、よく納得されるであろう。

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