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本部会計の事に付、他より申し込みの寄付金又は臨時支出金の件に付、一々御尋ねの上取り計って宜しきや願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ人々という、事情という。何人あれど同じ一つの理の中に、理というは、皆それ/\中に一つ理と、これまでとんと一つ互い/\理ありて中に、あちらへ誘われ、こちらへ誘われ、人々ならんならん中、あちら外しこちら外し、その理どうもならん。神の道ありて、神の道に思い/\散乱では神一条と言わん。万事危ない処/\、いつ/\事情以て事情となる。事情間違うから、とんと危なき事情。ほのかに思い、微か一つ、日という尋ねる事情改めて今日の理。残る理はたゞ誠真の理より無い。続く理は真の理より残らせん。皆思い/\外れるから皆外れる。この理将来持って通れば、おめる理は無い。よう聞き分けて、残る心は真の心、真の心は道の心。この理互い通りてくれるなら、何も怖わい事は無い。尋ねて治まる中、あちらへこちらへ、抛る程与え、為になるあたゑはこれだけこうせにゃならん、どうせにゃならん、こら十分。十分なら花が咲く、花咲いたら実がのる。又一つどうもならん処の種は何もならん。皆腐る。腐る種は何もならん。仮名な事で分かる。これだけ諭したら皆心得になる。これだけというは更々要らん。要らんは今日の日、皆それ/\善いと悪いと分からいで道と言わん。善いと悪いと、何ぼ隠したて皆分かる。談示という、皆々談じ、そこえ/\どうしようと言う。これ、ならん。どういう事こういう事、言うて来ても取次に委せる/\。悪いと言わん。尋ねる処一日遅れ、三日遅れ、つい日が経ったらどうもならん。遅れたる事は後々どうもならん。これ諭したる。後々に皆籠りあるという。 詰所の東二間広める処願 さあ/\尋ねる処/\、もう程無うすっきり掃除せにゃならん。程無う日が来る。刻限にて諭す。すっきり取り払て了わにゃならん。今一時尋ねる処、準じた理以てするなら一時するがよい。 西の方便所取り又大裏に塀する願 さあ/\当分々々、当分の事は何も丁寧な事要らん。丁寧な事すると、惜しいものと人が言う。何時取ろうと惜しい事は無いと、一本棒立てたようにして、繋ぎ合いという理以てするなら、今日明日にも許し置こう。 門を出でし東方へ神饌場建てる願 さあ/\当分々々、当分の事は一寸も構わん。ほんの棒立てたるようにしてするなら、何時なりとするがよい。

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