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増野正兵衞去る二日おさしづに『身上速やかになれば後と言わん、直ぐに運べ』との事、いかなる事運ぶのでありますや伺

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上から事情、どうも判然ならん。事情尋ねる事情、又さしづこれまで万事さしづあり、まあ/\どういう事諭すなら、まあ内々事情ありて事情ありて、どうもこうもならん。今まで何処から眺めても、何処から聞いても、取る処無い。事情そこでどうもならなんだ。思案してみよ。身上に掛かる理と、世界から見る理と、身上に事情無けりゃ何とも無い。又どう成ろうや知らん。又内内一つ世上から見る。世上から眺めるという理、どうもこうもごむそうて/\ならなんだ。ごむさいと言うは今日は初め、ごむさいと言うてさしづすれば切りが無い。あら/\話、続くも一つ続かんも一つ。どれだけどう思うたて、今日という日が来たらどうもならん。余儀無く事情来たら運ばにゃならん、又運ばれにゃならん。掛かりというは、どう成ろうと知らんような事情、何でも彼でも運ばにゃならん、又運ばれにゃならん。又、心と理と理と心これ聞き分け。後々どれだけの者居よが居よまいが、神が連れて通ると心に持ってくれ。中にごむさい処ありたら、あんな事という。皆思やんする/\。えゝしやと言うは違う。世界にも一つ理表わされ/\、この心しっかり定め。容易ならん道から始め、どう成ろうと思案した事もあろう。これから皆一つ心に成りて行かにゃならん。何も難しい事せえとは言わん。成りて来る/\理に巻かれ、又他にどういう事あろうがあろうまいが、実という心より受け取る処無い。受け取れば理が咲く。理が咲けば実がのる。これ一つ話して置くによって、ようく聞き分けてくれ。

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