おさしず検索


諸井国三郎台中にて身上障り厳しく、帰国のさんげにて速やかおたすけを受けしも未だ全快に至らず、よって帰国の上身上願

さあ/\だん/\事情を以て尋ねる。事情いかなる事情、よう聞き分け。まあ一寸掛かりという、ひょんな所へ心という。いかな事情もこれより一つ、どんな心も定めにゃならん。遠く所の事情、なか/\大層であろ。大層は大層だけの理は日々に受け取る。ほんの掛かり道の掛かりの思やんをしてみよ。世界は一寸々々の理は治まりてある。なれど、遠く所、一寸掛かり、めん/\元々道の掛かり、一つ定めた心の理さえ変わらさんなら、どんな事情も治まる。遠く所は暇が居るようで早い。どういうものなら、よく聞き分け。世界には大抵々々道のにをいともいう。これまでの年限を思えば、これからどれだけの道を通らんならんやろと思う。これからは早いで。一代の心ではいかん。末代までの理。先々道の理がどれだけに成ろとも、元々最初掛かりという理は、なか/\の理である程に。後か先かの理を聞き分けるなら、軽いものやあろまい。些かのものやあろうまい。どんな事でも及ぼすで/\。身上の処案じる事要らん。皆んなそれ/\だん/\一つの理に添うて、成程と身心に理が治まれば、さあ、これから道は幾筋付けるとも分からんで。 同日、諸井国三郎身上願に引き続き、台湾にて発明せし成績品携帯上京農商務省へ出願の願 さあ/\まあ始めたものというものは、これは良いと言う者と、未だこれではなあと言う者もあろ。なれど、これは珍しいものや、これなら効能になろかという理は、日が経ったら見える。これだけ諭したら分かるやろ。

TOP


お道のツール