おさしず検索


前日おさしづの婦人会内の事情に付一同話しの上願

さあ/\何を聞いて居るのぞ。さしづ裏返して了うたる。さあ/\、詳しい聞かねば分からんで。前々さしづの理にも、男女の隔て無いという理は、重々の理に諭したる。それ/\も聞いて居るやろ。男より未だも治まりて居る人体を、どう取って居るぞ。女でも席をさすとまで言うたる。筆に落ちたのか。心に思い違いしてるのか。さあ今日の日の道具、今日から今日に道具になるか。悪るなったら取り換える道具でも、使え慣れるまで一寸には行こまい。皆同じ道に尽して、一人は遅れ居たか、よう/\席を運ぶようになったやろ。女でも理さえ治まりてあれば、どんな事でも出けるで/\。この道、男だけで、女は世界へ出さんのか。婦人会という、一日の日を以て研究さしてみよ。出けるか出けんかさしてみよ。 増井りんの事で御座りますや 口出したら言うて聞かそ。めん/\皆それ/\同じ道の者であって、すっきり言わにゃ分からん。赤衣の中に皆籠りある、赤衣は俺も貰うて居ると言うやろ。前々危なき処、始め掛けた中の赤衣という中に籠りある。違うや違うと言え。 さあ/\外には沢山ある。枝先にも多分あるわい。この中に何も分からん先から楽しんだ。山坂を越えて、遙々運んだ存命の間に、言い交わしあろ。よう聞き分け。何でも未だ分からん/\のやない。心に分かりありても、人間の義理を思うから違うのや。そこで、一寸刻限以て始め掛けた。三名は稽古さし、三名の中その日といえば、控えとした一人があろ。よう思やんしてみよ。飯炊きや、掃除番と同じ理に、日々諭す理と言えるか。さあ何ぼ年限経って長いといえど、前々よりさしづに及んだる。物によって、三尺の道具要るのに、一寸の道具では間に合うまい。道具と言えば同じ一つの名なれど、三尺の道具と一寸の道具と、同じ一つの用に使われるか。一寸は一寸の用、三尺は三尺の用に使わにゃなろまい。このやしき皆それ/\の理によりて伝わりたる。このやしき、あれは何をして居るのやなあと言うても、理は潰されようまい。伝える理によってだん/\日を送る。一戸の内に諭しても分かるやろ。水も同じ事。汲めば飲める。親があって子という。子は何人あれど皆可愛もの。なれど、どんならにゃならんように片付ける。中に出直す者もある。我が子であってまゝにならん。出すにも出せん、切るにも切られん。あんな者は何処へなっとと思えど、真の理は切れるか。この理から取ってみよ。

TOP


お道のツール