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山沢ミキノ以前七箇年の間に知らすとおさしづありしに付、今年十才になりますので前おさしづに基づき願

さあ/\尋ねる事情/\/\、尋ねる事情、さあ事情一寸一時の処にて尋ね事情から諭したる処、年限の事情尋ねる事情に諭したる。どういう事であろ。年限延ばしたる。人間心以て想像して、どうであるかこうであるか、小人事情尋ねる事情、どういう処こういう処、誰彼の出帰り/\、尋ねる事情諭す。幾何人出る。一人尋ねる事情は、これは放うとけどれは放うとけは、どうもならん。よう聞き分け。十年後世界事情、後々誰の生まれ更わり言えば世界大変。一つ事情よう聞き分け/\。誰がどう、彼がどう、とは言わん。想像これ一つどうもなろまい。生まれ更わり一つ、いんねん古い中、ほのかの中、知ってる者あれば、知らん者もある。ほんにそうであるか、知ってる人僅か。事情古い年限の間、一時話したる処、生まれ更わりたる処、よう聞き分け。この中の中、前々とんと一時後という。定まりありて定まらん。古い事情/\、三十年三十四五年しゅ/\しゅは、しゅ/\の親々、母の母、しゅ母母の理、しゅ/\慕うて出たる。先々事情、今は棟隔てたる。先はまあどういう事になるとも一寸分からん。よう聞き分け。事情想像事情は生まれ更わり、誰の生まれ更わり/\、想像の理分からん。よう聞き分け。この道始め古い理、教祖という、一時かくれ、今一時存命中と言うて諭したる事情は、何年事情と言うて諭し難くい。十年退屈から道付け掛け。先はどうなろうこうなろう思う。よう/\尽した理は元々となる。種切れてはならん。切れんよういつまで続くは理、世界治まるは一時種という。種から、どれだけ枝は栄えるやら、実のりするとも知れん。先先理は聞き治まるという。聞き治まるという。

おしゅさん/\と言うて話して居る処へ
それ/\話々聞いてる者あれば、聞かん者もある。道理諭したる分かりたる/\。
【説明】
(1) 山沢ミキノ姉 本部員・山沢為造氏二女。 (2) 十年もあとで世界で、これは誰々の生まれ更わりである、といえば大変なことになる。親神には、誰が誰の生まれ更わりであるというのは、すべてわかっているが一人々々については言わない。人間がこのことを想像してみても、それだけではどうもなろうまい。しかし生まれ更わりについては、古いいんねんを顧みて、ほのかに知っているものもあるが、知っているものはわずかである。古い年限の間の事情を話して、誰の生まれ更わりであるか知らせる。せれは秀の親の親、母の母である人間の想像では、生まれ更わりの事情はわからないものである。
【摘要】
(1) 人間は、この世に今まで幾度となく、生まれ更わり出更わりして来ているもので、前生のいんねんを自覚することが大切である。 (2) 自分の身上にあらわされていることを見、あるいはまた世上の人々の姿を見て、前生のいんねんをさんげしたんのうの心を治めて通ることが大切である。 (3) この世に生まれかわってくるのも、親神の守護による、誰が誰の生まれ更わりであるかは親神のみが、すべてご存知である。お知らせいただいているところから、親戚または身近なところに生まれかわってくるものと悟らしていただくことができる。 (4) 人間は生まれ更わりによって、この世に永遠に生かしていただくことができる。ここに末代かけての信仰の有難さと喜びを味あわせていただくことができる。

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