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中山会長初め諸取次方より東京本部へ行ってくれとの事に付、増野正兵衞東京行伺

さあ/\当分処々々々あちら勤め、互い/\の勤めやい。一日も三十日も勤める理は、いかなる尋ね事情、暫く処一つ事情、だん/\替わる/\。又一つ治まる処、あっちこっちとだん/\処々、又々皆十分見定め、いつ/\まで治めさせるという。

同時、増野家内連れて上京の伺
さあ/\それはどうなりと。よう話伝え、それなら十分、それはこう。暫くだんだん一つ道、道がある処々、長らく勤める、遂に分かるという。
【説明】
(1) だんだんお道を通るうちに、国々所々でお道につくすか、長くおぢばで勤めるか、ついにいんねんがわかった。増野正兵衛氏が道一条に付いて、夫人およびその母堂は強く反対していたが、上京の間に夫人の信仰は一段と成人した模様である。
【摘要】
生活水準の上昇に伴い、道一条の生活は一層困難であるという見方もある。しかし何といっても道一条の生活こそ、親神の度々の理に受け取って頂く道である。  これは全く、その人のいんねんによるのである。いかに反対であっても、旬が来たならば待ったなしに、そうならざるを得ないのである。  お道に財産をつくすことはいんねんを洗いかえるためである。その際反対に会い、また本人も不安に思うであろうが、そのために教祖のひながたが示されてあるのであり、教祖の理にもたれて通るならば、やがて闇夜が明けるような道に出ることが出来る。  いんねんならば、お道を通らなくても財産を失うようになるのであり、お道になったから財産を失ったというのではなく、失うべき旬が来たのでお道に手引きしていただいたと悟るべきである。  道一条を通る者は、 (1) いんねんの自覚とその洗いかえ (2) をやにもたれてをやのひながたをふむ (3) おさづけを取り次ぐ (4) だめの教えたるゆえんをよく治める (5) 将来を楽しむ ことが大切である。

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