おさしず検索


昨朝本席御身上御願い申し上げば、夜深に尋ね出よとの仰せに付願

さあ/\時々刻限順序話し掛ける/\。どういう事話し掛けるなら、皆んな心を鎮めて、一つの心で聞いてくれにゃならん。取り混ぜの話とはころりと違うで。よう事情聞き分けてくれ。長い間や。年限々々長い年限の間、艱難苦労という道は、毎夜々々話したる。道の上から見れば、今日の日と言えば、何処からどんな事言おうが、皆世界に力がある。危ない怖わいという処、連れて通りたる。未だ一寸分からん。連れて帰る処も分からん。今日の日/\、皆んな耳を揃えて聞く。聞くような日が出て来る。元という一つの理を聞きに来る。元が無けりゃ聞く者もあろまい。大体の話元という。一寸前以て知らし置いたる。元と言えば小さいもの/\。何が何やら分からんようなもの。仮名な話、土の中へ埋る種、珍し/\と言うて蒔いても一寸の芽が出る。未だ分からん。暇が要る。年限から見れば艱難の道は捨て置け。知らんからして捨て置かにゃならん。ちょい/\との聞きかじりだけは守りて居るやろ。又運んでも居るやろ。皆んなよう聞き分けてくれ。元という一つの理は、何とも分かり難ない。年限数えてみれば一寸足掛け/\という。三十五年後以来、一時理に分かりあるのもあれば、分かり難ない者もある。つとめ場所/\よう聞き分け。何やら分からん。つとめ場所は世の元という。世界今は皆んな耳に聞いて居る。この元小さいものやという。それから順序という。隠れ走り年限という。どうも思わくは立たん。思わく立たんから、扉開いた順序なりたる。これは古い事やない。皆聞いて居るやろう。聞き分け。今晩の刻限は長いで。その心得で聞いてくれ。し掛けたら十分する。年限の中にはいろ/\道ありて、どうしょうやら、どうなろうや知らんと思て、もう来年であろか、今年であろか、年が明けたらやろか、思い思い待ち兼ねた。年限の道筋分かる者もあれば、分からん者もある。世界に分かるようになるから、順序通りた者は分からんやない。こちらへ聞く、あちらへ映す。道の理映し掛けたる処、めん/\も思やんしてくれ。今日の日に始まったのなら、誰にどうと言う者も無い。たけ/\の理重い軽いは無い。順序を聞いてくれにゃならん。返やし/\の話、これまでどんな話、順序の理は諭してくれん。二十年の理は、あら/\それ/\分かりある。三十年というは分からん。もう五年々々の十年の間がある。十年の年限ありて、元を聞き分けてくれる者が無い。そこで十年口説き話をする。話をすれば、心に感じて治めてくれるやろ。よう聞き分け。つとめ一条は出けず、かんろうだいも、世界分からんから取り払われた。あれでもう仕舞やと言うた日もあった。世界どんな事あっても、付け掛けた道は、付けずに置かん。かんろだいはいつの事と思う。つとめ一条の台にも勤めて居るやろ。皆、話して居るやろ。なれど、何やら彼やら分からん。どうでもこうでも、かんろだい積み建てる/\。三十年以前あちらもこちらも草だらけ、破損ばかり。建家数えてみよ。皆仮家建ちに建て替え。今日は何処にも仮家々々、ほんに成程と言う。国々それ/\にも出来来たる。年限経つ経たず順序草生えの中からの理を聞き分けてくれ。口説き話という。杖柱という。一年二年三年という。誠の/\連れて通りた。一人順序の理があるわい。差し詰まりた日あるわい/\。あった時にはどうするか。古い事は差し措いて、人間という心蔓りて/\、それに付き添い、よう/\連れて通りた心察してみよ。順序になるかならんか。聞き分け一つの理から、心を合わせてこうであると言えば心の探り合い疑いはあろうまい。証拠現われて行けば、間違いはあろうまい。一日々々見え来る/\。楽しんで居る/\。楽しみの元というは小さいもの。もう年が明けたらや、さあ年が明いたらやと言うて、十年連れて通りたる。どういう事も陰で言うて理を言わん。陰で思うて理を諭さん。これが曇りの第一という。この理聞き分け。どんな事思うたとて、出来るか出来ぬか聞き分け。今度どうなるや知らん、思い/\の日を送りた事を思え。どうなりこうなりこうしてじっとして居たら分かる。日来たら分かるぐらいではならん。聞くや否や心の安心。これ台にしてくれ。何遍諭した処が同じように思う中には、一つわしはこう思うどう思うと心に納まらねば尋ねるがよい。尋ねたらさしづする。これに違い無いと思えば、心に納めるがよい。

本席の事情で御座りますか
さあ/\中には一つの理も分かる。又中には一つの理もあろ。一段二段三段、一二三、これまでちょい/\話したる。一二三話し掛けた/\。よう聞き分け。どういう話から伝えるなら、裏は鍛冶屋表は大工、聞き分けば神の守護。十二下りの止めは大工、これさえ聞き分けたら、苦労したいと言うても出けんが神の守護、働き分かりたか。裏は鍛冶屋表大工と言えば、何やろと言う。中には古い話聞いて居る者もある。よく聞き分け。

一寸暫くして
さあ/\言葉を台にして身の内入り込む。言葉を出す。今日や昨日の理で言葉を出せるか出せんか聞き分け。どれだけの賢い者傭い入れたのやない。元を思え。土の中に種を埋りた話、順序伝えたる。これも同じ理。よく聞き取ってくれ。

又暫くして
さあ/\元々十年の間という。若き神とも言うたやろ。それはとんと古い事で聞き分けにゃ分からん。若き神と言うた。十年の間若き神という。この者一つ順序の理、成らず/\の間、順序を諭すは、この元台というは一寸には諭せん。痛めてなりとかゞめてなりと。名は秀司という。この艱難もよう聞き分けてくれにゃならん。若き神、名はこかん。これらは成らん/\の中順序通して、若き神はずっと以前に暮れた。知って居る者ある。よく伝え。又秀司という、めん/\の心、楽しみ一寸通りたなれど苦労の道筋、どうなりとして通りた。内にすっきり無いようにした。中に一寸話し難くい処もある。年限古き処どうであったこうであった。それはなあという事もある。よく伝え合い話してくれにゃならん。これが第一。改め変えて出さんならんもの出さにゃならん。聞いて満足。知らん事は尋ねてくれ。尋ねて分からん事、席に尋ねたら順序の理は重々の理に諭す。取り損い聞き損いありてはならん。中に面倒い処もある。聞かれん事もある。十分に暮らして居る中、すっきり無いようにさした。無いようにして了うてから三十五年という。それは、どうにもこうにも伝えようにも伝えられん日もありた。聞いて居る者もあろ。目に見て居んからどうもならん。そんな事と言う者もある。あちら身びいきこちら身びいき。一時の道に勝手々々の話は何にもならん。前々話の理にもある。成るか成らんか鮮やか分かりたるやろ。身びいきはならん。こうのうの理はいつになりてもこうのうある程に。こうのうの無い者は、どれ程蔓っても、ふっと吹かれたようなもの。よく聞き分け。何ぼでも/\もうであろか/\思い/\、年限は十年余も過ぎたる理はあっても埋れて居た。刻限の理が来たら、どうでもこうでも出て来る。重々の心は一つの理にして日々という。よう聞き分けてみよ。どれだけ運んでやりたい、どうと思えども、一日の日に一日の仕事出けるか出けんか、聞き分けてくれ。一日の日に仕事出来る事、ほんに埋って来たが分かる。まあ/\という処聞き分けてみよ。これだけ話したら、一つ/\の理を引き合わしてみよ。

暫くして
さあ/\/\/\、もう一声/\、さあもう一声、さああちらの話、こちらの話、皆大抵伝えた。これより成る成らんの理を聞け。まあこうした中に、これはどういうものであろ。それ/\話し合うてくれ。順序の道伝うてくれ。これはどういう話であったか。分かりて知って居る者は知って居るだけ。知らん者に聞かしてやってくれ。一言だけでも年限の後には、こういう事があったと知らしてやってくれ。知らん者は無理は無い。そこで難しき事言うのやない。何年後わしはそこまでは知って居る。それから後は知らん。知らん事は順序席に尋ねてくれ。時々の理を以て順序諭す。諭せば分かる。これで分かれば、一つ/\取り纏めてくれるがよい。

TOP


お道のツール