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井筒たね七箇月にて死産後心得の事情願

さあ/\尋ねる処/\、さあいかなるも心得ん。どういう事情どういう事、心得ん事情尋ねるであろう。尋ねば諭して置こう。よう/\の楽しみ心治まって、どういう事であろう。身上に掛かる処の理、さあ身上に掛かる不思議どういう事であったなあ。これは何ぞ知らせであろう。先々心一つ/\思う。これは思わんにゃならん。体内楽しみ/\ならん。皆それ/\これまでどういう日も、月々年々どういう事もあろう。年限の中いろ/\先々所々国々、それ/\の理もある。どれだけ財産あろうが、心々どうこうや治まりの理煩わし、楽しみならん中から世上治まってある。あちらどうや、こちらどうや、一年の日作る。作難の年もあれば、今年豊作もある。遙か通り通して道さえ広めた。一季修理肥やしも出来作り上げ、年の集約出来にゃならん。一人二人三人でない、五人やない。皆運び戻る。それ役目取り立て役、元の修理肥足らんから十分実がのらん。修理肥やし足らんと言えば、物を以てと思う心を繋ぐたんのう。嬉しい働けば神は守る、という。よく聞き取ってくれ。
【説明】
井筒たね、芦津大教会二代会長井筒五三郎夫人。 一期の修理肥しも出来て作り上げ、その年の収穫が出来なければならんー胎児が成育して出産しなければならなくなっているーのに一人二人三人でなく、五人やない、沢山死産した。その理由は女の役目は取り持ち役であるのに元の修理肥たらんから十分実がのらんー安産の御守護をいただけないのである。修理肥しが足らんというと、何か物をもってしなければならんと思うかも知れないがそうではなく、心をつなぐことが肝心である。たんのうの心をおさめて勇んで働けば親神様は、御守護下さるのである。という意味で、安産の御守護いただけないのは、親や夫を不足するからである。という事を指示されたのであろう。

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