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清水与之助身上動悸強く、しんどいの願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上に心得んという。身上にたゞ一時堪えられん。一つ日々このくらいならなあ、身上に一つどうも一時事情心という、どうなる知らんという。知らん間はそのまゝ。一つの理を聞き分け。この一つ精神未だ/\半ばである。日々楽しみ薄くなる。よう順序聞き分け。半ばであるのは送ってあろまい。聞くまで聞き遁し見遁し、定めた理それ/\順序治まり、前々事情の理、万事世界とも言う。この心を治めて、早く心を治めるなら、未だ/\よう思やんして、心さえ治まれば身は治まる。知らん間はどうもよう分かりてある。半ばという理を治めたら身は直ぐと。
【説明】
身上がどうも今一時すっきりしない事情はどうなるかしらんという案じ心のためである。知らん間はそのままであるが、既にさしづをいただいたのであるから、一つの理を聞き分けよ。この理を聞き分ける精神まだ中途半端である。という意味で、動悸強いのは、前おさしづに示された皆にまかして心をやすませる理を十分に聞き分けよ、と指示されたのであろう。
【摘要】
動悸を治めるのには、心を安らかにすることが肝心である。而して心を安らかにするのには、たんのうが大切であり、たんのうするためには、いんねんの自覚が大切である。

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