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東分教会の事情に付、あれこれ色々運動者がありまして大変事情出来の由にて、永尾楢次郎後に残り運びせられしも、尚山沢為造出張せよとの事に付、今日より行きます事を御許し下さるや願

さあ/\尋ねる事情/\、出越す処は許す。治め方/\どうも心と心と合うたら治まる。心が合わぬ変わるから話数々の中、聞く処数無き処始め、兄という、親と親と年限の内で相当物出来て、又所々名称という。悪い者いかん者、悪い者とは言わん。兄という、不精して子も育てる。親という、不精して育てる。子が満足して親と言う。どんな事も、成らん処育てるが親の役、親が腹を立てゝはどうもならん。これをよう聞き分けてくれ。

上原会長が椿一人を第一頼りにして、多くの用を一人にさすという上からいろ/\苦情出来ます事もあります
さあ/\道理、たゞ一つ親々兄弟して中にどれだけ頼り、一人の心他に心あって一人。物が頼りでない。この頼りに出ける道、どれから出けて来たか。この順序から親という。捨てるも親、育てるも親、同じ理ならどんな理になるやら知れん。このうっとしい理明らかに分けてやれ。

以前椿の事を暫く分教会を離れて貰うよう話致しましたが、道の理に間違うてありませんや
さあ/\よう聞き分け。どれだけ頼り、一人ぐらい一人の道理で出来るものやない。中年限相応の理から教会と言うであろう。何ぼ頼り/\、頼り/\ならん日も見たやろ。これから順序聞き、出にゃならん。出にゃならんが、道理の理として諭さにゃならん。
【説明】
(1) 山沢為造、永尾楢次郎両氏の処置よろしきを得て、さしもの事情も一段落となった。ところが再び背後の扇動で上原会長不信任、椿卯之助氏放逐騒ぎが起こった。 (2) 子を満足させて親の役が果たせる。どんなところもたんのうして育てるのが親の役だ。親が腹を立てているようではいけない。
【摘要】
(1) 建設中に教会が倒れるなどのふしがあっても、たんのうして、むしろ心を定めて通ることが大切。先には大きな楽しみの道がある。 (2) その他教会長を辞退したいという場合にも、よく考えることである。絶望的に見える事情にも、必ず解決の望みがある。 (3) そこで会長を辞職したいという場合には、代わる代わる足を運んで諭してやれ。三度までは説得に足を運んでやれ。 (4) そこまでしても、やめたいという場合には仕方がない、惜しいものだが。後任会長には丹精をつくしたものを運ぶ。 (5) 何かの都合で会長排斥運動などが起こったような場合、あくまでも元一日を考えて、天の理で治めることである。元々の理を捨てたなら、株たを捨てたようなことになる。 しかし、そのような場合、会長の方も人間心を混ぜ合わせていないか反省せねばならぬところがある。そして、あくまでも広く大きい心で育てることである。 (6) 会長辞職問題などが起こった時、上級教会などで心配するのも無理はない。しかし自分が病気になることを思えば大したことはない。 (7) このような問題に当たる時、何もない所から始まったのだ、ということを考えたら、必ず事情解決のご守護がいただける。また、どんなに見通しが暗くとも、必ず鮮やかなご守護がいただけるのだから、真実の心でかかれ。

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