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清水与之助身上願(咳及び動悸に付)

さあ/\/\尋ねる事情/\、さあ身上々々心得んという処/\、一年経ち、年限経ち、未だ鮮やか速やかならん身上の処尋ねる。何にも違う事は無い。さしづという、変わった事は無い。理は一つより心の治まる事は無い。これが台、これが銘々取り違いであったと、早く明らかに心に尋ねて、身上の処、どうなるやと案じる事は無い。先を見れば長い、後を見れば短い。さあ何にも思う心の中に、これがさしづ、身上はこれからという。楽しみは長う楽しまにゃならん。これから一つの理を以て、身の処何も案じる事は無い。どんな事も見る、どんな事も聞く。よう思やんしてみよ。
【説明】
一年という年限がたったが、まだ身上がすっきりしないので尋ねるが、何も前の場合と違うことはないので、さしづに変わったことはない。従って前のさしづと理は一つで、これより他に心の治まることはない。これがさとしの台である。という意味で、動悸はどんなことを聞いたり見たりしても、皆にまかして、安心して通れという事を指示されたのであろう。
【摘要】
動悸を治めるのには、心を安らかにすることが肝心である。而して心を安らかにするのには、たんのうが大切であり、たんのうするためには、いんねんの自覚が大切である。

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