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安江仁市郎四十三才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、身上一条の理を尋ねる。どうも身上に心得ん。既に一つ事情日々どうも歩む一つ理無い。何程思やんどういう話も聞くなれど、身上鮮やかならん、速やかならん。尋ねる事情にはさしづという。さしづの理というものは、数々無い。たゞ一つさしづ。又尋ねるにも、心一つの理を尋ねる。事情は万事の心あろ。万事心中に身の内心得ん。尋ねる/\。たゞ一つよう聞き分け。所にという、何の話も無くば、何の事も知らん。又一つ名称理という、たゞ一つよう聞き分け。たゞ心から出けた理。心から出けた理は、天よりたゞ一つ諭した処より出けたもの。たゞ心一つ順序諭そ。国々外々、どういう所、名称数々の名称、一つ皆同じ理である。めん/\、こうと言うて始め掛けたる。だん/\思やん一つ理。身上不足なるとは思うやない/\。心より始め掛けたる理、将来その理に理違わんよう。身上理ありて楽しみ/\。この理聞き分け。改めてこれから一つ、誰がどう言う彼がこう言うと思わず、めん/\世界のため道のため運ぶ。あゝと思た理は、将来末代という。この理一つ諭し置こう。

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