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春野喜市妻たか身上願

さあ/\尋ねる事情/\、どうも身上心得んという。身上心得んから尋ねる。尋ねるから事情諭し置こう/\。よう聞き分け。道の上から道という。十分なる理である。道という、遠く所これまで何も分からん処、よう/\道、明らか道である。皆心だけ寄り合うて、それからそれ、よう聞き分け。その道理どういう理であろ。又思う。何が違うて/\、身上に掛かると思う。よう聞き分け。身上に心得ん事情が堪えられんという事情、ほんの言葉を聞かし、言葉を出して、身は鮮やかと言えば、これより結構は無い。聞き分け。未だ/\道ある。よう/\ほんの掛かり/\、未だ/\ほんの一寸、よう/\世界である。この道理から、親々それ/\ほんにそうやなあと、今一時何程結構とも分からん。容易なものやない。未だ/\年限、未だ道めん/\一寸掛かり。掛かりなら、ほんの道なら、掛かりから心持たにゃなろまい。親々諭して順序、この諭す事情、又順序、何か順序、それ/\親々、親々から通りて理を重ねて、又後々、又理付かにゃならん。これまで難儀苦労の道通りた理はよく言い聞かし含まし、若きという、どうしてもこうしても、若きは後々の事は分かり難くい。どうでもこうでも続かさにゃならん。継がにゃならんが理、この心治めさしてくれるがよい。

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