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松村ノブ身上願

さあ/\尋ねる事情/\、どうも身上に心得んという。又他にも身上、それ/\心得ん事情であろう。どうも日々切なみ事情、もう良かろうか/\思う中に、身上とんと事情尋ねるから、一つ理を諭そう。身上の処、一時案じる事は無い、なれど大層、大層とあれば、それ/\心の運び、よう聞き分け。大層思う中に、心の養いという。又一つ事情には、あちら眺め、こちら眺めする中に、どうも心という理、道という順序の中、心に案じてはならん。どうなるもこうなるも、道のためなら何時なりと、どうなろうとも、何時なりと/\、治めて居るうちに、日々の事情ほっと聞く、ほっと映る。眺め事情、聞いて事情、心に一つの理沸かすは理なれど、道のためならという理より、しっかり諭してやらにゃならん。又一つには、養うてやらにゃならん。成るという為すという、この理をしっかり聞き分け。他に聞かそうにも聞かす理は無い。たゞ心の発散という。大望なる処の理を集めて、一時の処何でも彼でも、大層の元という理を以て掛かれば、どんな働きも出来る。世上一つの理を見て、よう聞き分け。どれだけの者と言えど、悪心の理で無くなる者あれど、善の理で無くした者はあるか。よう聞き分け。誠一つの理で無くした理は、世上に一つの理がある程に。何にも案じる事は要らん。案じてはならん。この理を早く/\聞かせるがよい。

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