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飯降政甚事情に付願(清水与之助、梅谷四郎兵衞、平野楢蔵、桝井伊三郎の四名だん/\事情運び、大工、農行、商業の三点の内、本人大工と申せし結局を教長へ申し上げ、その上本席へ御返事相成りし処、これで道が立つ、十分や。大工、農業、商法、三点の内本人大工修業すると申せしはもう満足する。この定まりた通り、たとえ三十日でも守りてくれたら、明日どうなっても構わんと申され、喜び涙にむせび下されし時、御話)

さあ/\今日の日待ち兼ねた/\。今日の日が無くては道の理は何処にあるぞ、あるぞ。今日の事情、二年三年後であったら、扱う者も無い。又人の心にも理は守る事出けようまい。これまでというは、土の中へ埋ってあったようなもの。待ち兼ねた/\。これは誰がしたと思うか。一年一度の皆世界から帰り来るのに、出ると言う。これは一つのふしとも言う。どれだけの理であるか。誰がしたのぞ。誰がしたと思うか。皆理でなって来るのや。うはゝゝゝゝ四名の者しっかり聞いて置け、聞いて置け。この日待ち兼ねたのや/\。どうにもこうにも、このまゝであってはどうにもこうにもならせん。道の理が立たせん。さあ/\二代大工と言うて置く。年限は五年。これはしっかりした定約。これより堅いものは無い。この一つの理は、どんな名人でもほどく事出けん。そこで又刻限の理で諭す事もある。その日旬が来たなら、又その理より運ばにゃならん。さあ/\しんばしらにも注意してくれ。二代の理とも、三代の理とも分からん。さあ/\勇め/\。勇めば、何ぼう結構とも分からん理である程に。一時大工々々、杖柱として通し来たと諭したる理もある。ようしんばしらに聞かしてくれ/\。

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