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別席する処建物大裏へ建てる事願

さあ/\尋ねる事情/\、前々以て事情尋ねる。一時の事情には、一つ分かり難ない事情、一日の日送りたる。又一つ順序追うて、こうがよかろどうがよかろ、一つ尋ねる/\事情は、何時にても許す/\。建家事情、何時にても許す。年限見込み付けてするやない。当分仮家一つ/\、仮家なら、何時何処へ持って行ても、惜しいないよう、いつ/\までも念を入れると日を遅れる。仮家なら仮家と言うてすれば、何時でも許す。仮家という、さあ許そ/\。

教長宅の内蔵の北の方へ物入れの倉を建てる事願
さあ/\尋ねる事情/\、当分々々、建家々々という。これまでどんな仮家と言うて仮家と言わん。十分念を入れるは年遅れるも同じ事、仮家普請許さんでない。十分ざぁとして、仮家の建物に念を入れ過ぎる。念を入れてすると、冥加々々悪い。狭いければ狭いように建てにゃならん。建てゝも何時取り払ても惜しいないよう、この心以て、あちらへ付けこちらへ付け、物入れて、道具念入れてはならん。よう聞き分け。ほんの囲えとして許する。念を入れば仮とならん。年はもう日柄刻限どのくらいあるか。指を繰りてみよ。日々日遅れるとも分からん。その時念を入れば惜しい。万事の処、何時取り払ても惜しいなあというような事では、尽す処、理に済まん。皆談じ替えてこうであると/\、さしづにしられたと談じてくれ。あちら取り払い、広く地所要るで。いつ/\と思たら違うで。

豊田より土持ちする事願
さあ/\何時なりと/\。あちらから土持ち、こちらから土持ち、これは道に一つ事情という。始め掛けたら、あちらこちらから喜んで来る日ある。あちらから始め掛けるがよい/\。

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