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内田久蔵十九才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上に事情心得ん。さあ/\尋ねる事情/\、さあさあ身上が不足なる。いかな事であろ。内々又それ/\、心という理煩う。身上煩うも心煩うも、同じ事。身上は大層なる事情。大層なる事情やが、一時どうと分からないなれど、一つ理を諭す。一つ理を聞き分けにゃ分かり難ない。よう聞き分け。これだけという道という、どういう事もこういう事も、これまで通り難くい中、よう/\安心。又それ/\やれ頼もしいという中、身上いかな事と言う。この心得治まり一寸諭す。皆一つ理は善い事ばかりなら何も思う事要らん。尽しながら運びながら、あゝという心さら/\持たず。尽す理は世上に皆現われる。この理成るも一つ成らんも一つ、道という心、じいと治めるなら又一つ理ある。こんな事と思えば理が薄うなる。この道という理は将来末代と言う。末代の理は、いつになりても同じ事。一代と思うから、何をしたんやらと思わにゃならん。これだけ諭して、しいかり理が治まるなら、又一寸治まるやろ。

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