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中台おちよ流産後悪しく願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\尋ねる事情には大いな事情である/\。妊娠という順序尋ねる事情は分かろまい/\。分からんから一つ尋ねるからさしづ及ぶ。よう聞き分けて心定まれば身上鮮やか。よう聞き分け。第一所という、理という、中に道に住む処聞き分け。よう思やんしてみよ。皆それ/\の心の中に居る。道の中に居れば、めん/\一つ寄り来る処、寄り来る理めん/\も察して、これまで分からん身上悩み有って楽しみあろまい。一つどうやなあ、又候よう聞き分け。人間かりもの第一思やん。理成ろう言うて成るものやない、成ろまいと言うて成って来る。この理に留まる。後々妊娠早く、この道誠一時留まれば身も留まる、とさしづして置こう。
【説明】
中台おちよふ、日本橋大教会二代会長中大平次郎夫人。 よく理を聞き分けて心定まれば身上はあざやかに御守護いただける。良く聞き分けよ。第一に処(東京)と旬の理(当時本教に対する政府の取り締まり厳しく、教勢は一般に不振となった。)を思い合わせ、その中にお道にすすむのであることを聞き分けて良く思案してみよ。皆それぞれ勝手な人間心をつかっているが、真にお道の精神が治まれば、一つによって来る。どうすれば一つによるかという理各自よく察して、一手一つになるように。人間身上は借物であることを第一に思案せよ。なろうというてもなるものでなく、なるまいというてもなってくる。この因縁の理によって心を治めることが肝要である。後々妊娠を早く御守護いただくように。この道の理がまことに今一時良く治まれば、身上も御守護いただけるとさしづしておこう。という意味で、流産後悪いのは、因縁の理を治めよという事を指示されたのであろう。

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