おさしず検索


天理教独立願に付、信徒総代の処有力者だけでは将来治め方に関する故、分教会長も共に調印して貰うという取り決めの処、本局にては成だけ少人数の方が宜かろうとの注意もあり、この辺人間心で決し兼ねるに付願

さあ/\尋ねる事情/\、いかなる事情も尋ねるやろう。尋ねるからは一つ順序さしづに及ぶ。この道という、何にも無き処より始まった道。軽いと言えば軽い。知らん者から言えば軽いものなれど、軽きものやない。軽いものやないとしてみれば、元はどういう処から出けたか。世界は知らん。そこで前々にも諭したる。何処へどうして許し取るやない、とは聞いて居るやろ。どうもならん。一時火の消えたような道であった。それより真実理に治まりた固まりやで。めん/\思う心は余儀無く事情である。よう聞き分け。一時通れん処を、仮名な道に許したる。俺はあの場へ出なんだ入らなんだ、と言うようではどうもならん。道という理聞き分け。何処へどうするやない、と言うて暮れた教祖の理思うてくれ。今の処ほんの補いまでのもの。そこで未だ/\どんな道通らんならんやら知れん。俺は名前は出なんだ入らんなんだ、と言う。教祖の理から聞き分けば、どんな理も治めてくれ。おらこう思うどう思うというは、思い/\の理だけのもの。精神の理によって成り立つものである。前々控え柱と言うたる。これはどういう理になりたるか、思やんすれば分かるやろ。応法という理さえ聞き分けば、広いもの。名前という、どれだけの理と思えど、光無ければそれまでのもの。名前出さいでも、天が見通しという理聞き分け。

押して、たゞ今のおさしづから思やんすれば、この度の事情は世界応法の理でありますから、その理に治めさして貰うて宜しう御座りますや願
さあ/\それは話というものは、取りよ/\で相違する。心に理を含む者もある。よう聞き分け。どれだけ隅に居ても陰に居ても、天が見通しという。これさえ聞き分けたら、当分の理治まるやろ。

暫くして
さあ/\今日の日という、始め掛けた。一本立ちという、一本立ちはどうでもこうでも成らにゃならん。これまでならん/\から立ち越したる。道理から世上の理通したる。最初にどうしょう知らんと言うた日を思えば、今日は何も言う事は無い。道という理を聞き容れず、代々通りたなれど、それ/\治まった理は天に受け取ってある。世界理で映さんならんから働いて居る。応法の理として許したる。さあさあどんな事でもやり抜けようという、通り抜けようという精神さえあれば、どんな事でも、今日の日は通り抜けられるものである。

TOP


お道のツール