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平野トラ身上願

さあ/\尋ねる事情/\、どういう事も尋ねにゃなろうまい。又一ついつ/\もの尋ねるという。誰も尋ねる、彼も尋ねる。時々という、一つの理という、尋ねにゃならん。一つ順序諭し置こう。よう聞き分け。何かの処も、身上という事情は、心からという。これまでの話聞いて居る。又理に治めて居るやろう。身上時々に迫る。何が違うのやろ、どれが間違いやろうと言うだけしか知らせん。何でも彼でも、一つ心に理を治めにゃならん。何遍でも同じ事、いつ/\にもさしづ、ほのかのさしづ、五つ十中に、二つある三つあるかと言葉に添えて悟りては分からん。人々に理があるから、どちらやら分からん。俺はこれだけ思うて居るのに何故成らん、何故いかん、だん/\理に理を付けるから身上という。身上迫る。時の理を思うてみよ。又内々それ/\も思うてやらにゃならん。女という、教祖存命より言うてある。女というはどうでも心に掛ける。身上から万事聞き分けて、どんと一つの心を取り替えて治めにゃならん。心迫るから身上迫る。身が迫るから皆んな迫る。迫り切ってからはどうもならん。楽しみという、身があって楽しみ。楽しみあってこそ、身上日々という。さあ/\順序ころっと立て替え/\。又一つ話し掛けんならん。身上一つの諭は、一寸これまで。又、一点打った事情/\。さあ/\あれこれ/\いつ/\用がつかえてある。めん/\めん/\あれこれ/\何か万事順序の理は通りて居ると思えど、ふし/\に一つ錆がある。どんな者こんな者、者区別は無い。並んで居る者皆兄弟、一家内なら親々兄弟とも言う。それ世界中は兄弟、中にこの道に奔走という心定めて、今日の日であろう。元という、又先の元という。これまで幾重々々のさしづしてある。なれど、すっきり立て替えたさしづはしてない。一列兄弟の中に、それ/\枝先という。元があって先、先があって元、元言えば親兄弟とも言う。この順序聞き分けにゃならん。ふし/\兄弟それ/\の先があって兄、兄があって先である。まあ/\身の処は何にも案じる事は要らん。又先々誰に掛かるやら知れん。尋ねたら刻限混ぜて諭す。諭せば一つ/\しっかりめん/\皆の心に、一つの理であるという理さい心に治まれば、身上は何ともないで。案じる事要らんで。

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