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林熊太郎三女たかゑ六才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、身上一つさあ小人いかな事であろ。どうでもならんどうでもいかん事情、尋ねる事情には又順序のさしづしよ。さしづというは、どういうさしづと思う。小人まあ内々何でもという心運ぶ尽す中に、こういう事なあと思う。これ必ず思うやない。よう聞き分け。この道難儀さそう不自由さそうという道でない。よう聞き分け。皆の中内々一つ中と言うやろ。いつ/\までこんな事、人が何と思うやろ。これすうきり思い開かにゃならん。この道に理を諭す。いんねん諭す。いんねん世上へ諭せば、めん/\今まで通りた道順序聞き分けて、親々治まったら、何も案じる事要らんで。この事情治め。よう尋ねた。事情世上にはどんな難もある。これだけなら、為す事情から取って見れば、たんのうせにゃならん。身上に不足ありて、たんのう出けやせん。なれど、たんのうは前生いんねんのさんげえである。しいかり聞き分けてくれ。

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