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富田伝次郎内々事情申し上げ願

さあ/\だん/\事情以て尋ねる事情いかな事情であろ。一つには思う、堪えられん事情であろ。年々歳々事情思う。心の堪いられん事情であろ。よう諭すによって夫婦治めてくれにゃなろまい。成ると成らんとこれまで諭してある。又多く中へ諭す。成ろと言うて成るものやない。又成ろまいと言うても成りて来るいんねん順序は世上へ諭す。又内々夫婦中へ治まってあろ。治まってあれば、よく聞き分け。どういうものであろ、夫婦心に起るやろ。よう聞き分けにゃならん。皆世上中という。昼に有って晩に無い。一日有って二日無い。世上多く心に取り寄せてくれにゃなろまい。事情有ってたんのうの理治まらん。なれど、世界の理を見てたんのう。成ると成らんと聞き分けて、ほんに世上なあ、いつ/\なあ、その理夫婦中治めるなら前世いんねんのさんげえと諭し置こう。ほんに今まで知らなんだなあ。世上の皆難を見てほんになあと治めてくれ。早く取り替えて一つ事情。

押して、予て御許しの富田家族分教会へ引き越し以前の居宅を貸家に致し度く心定め、山田政太郎は現場は一時教会へ不参の事情御座ります、なれど心だけ御道に尽さして貰うの定め願
さあ/\心だけ/\は受け取る。心だけは受け取る。これ一つこうと思う、思うだけ心だけ治まるだけは受け取る。こうと思うだけの理は、早く治めてくれるがよい。
【説明】
(1~2)夫婦間の事情で自分の力では、どうにもしようのないことがある。それは前生のいんねんのさんげをするほかはない。互いに自分の前生のいんねんをさんげして通れば夫婦の中は、すべてうまく治まるのである。
【摘要】
(1) 夫婦になるのも、ならないのも、すべて親神の思召し次第である。 (2) 夫婦は夫婦になるいんねんの者が寄り合っているのであり、お互いの中に自分のいんねんを見て暮しているのである。 (3) いんねんどおりの夫婦ができているのであるから、生涯仲よく睦まじく暮らさなければならない。 (4) 仲良く睦まじくするのも、単に倫理的な意味でなく、よふぼくとして成人するためである。それぞれ仕込みを受けるが、心の成人のため互いに心を合わせていくことが大切である。 (5) 親神からの授かりものである子供を、養い育てていくことが夫婦の役目である。

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