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永尾楢次郎身上もう一時治まらん故願

さあ/\だん/\尋ねる事情/\、尋ねる事情余儀無くであろう/\。まあ内々は言うまでも無く、尋ねにゃならん事情、又これまで/\、だん/\幾重々々の事情諭したる。まあこれ何でも彼でも、早く/\と言うて、急いだ処が遅れるが事情、遅れて差し詰まりたらどうもならん事情、これまで万事掛かりて事情どういう事情掛かりてある。これまで見れば咲いたる花のようなもの。世上へ映れど長い間今日という日が無い。どうも忘れるに忘れられん/\。どうでも迫り切り、もうならん日が詰んで来たる。そこで、どんと身上に掛かりたる。よう聞き分けにゃ分からん。さしづという、さしづは聞きよう取りようでころりと違う。内々まで治まれば又どういう理治まる。これまでどうもならん。見るより真の痛みというはどうもならんで。今日の尋ね返やす処、前々さしづ籠りある。もう結ぼれ/\一寸ほどけん。一寸もどけん。どうなるこうなるは言うまで。どうでも互い/\心持って、やれ/\心持って、夜分勤め出る。又、朝も勤めに出る。この勤めはいつ/\という。この理忘れにゃいつ/\までの理。又他に見てもそうである。どうもなあ、これ鏡の台という。さしづは後も先も又中程もある。元々ある。中程も仕舞もある。からけ無き事諭してない、言うてない。これまで取りよう聞きよう間違う。皆舵という、舵の取りようでどんな大船でも動ける。西へ来いと言うのに、東へ行けまい。又南へ行こうと言うのに、北へ舵を取れようまい。舵が第一。そこで、あちら気兼こちら気兼、気兼して神のさしづ、そのまゝ人間心の理、この心あゝさしづ言うにも言われん。人間に恐れは生けた花という。続いた花というは持ち難くい。生け花一寸弱いもの。根があれば根から芽が出る。又、節から芽が出る。人の事やない。皆我が事に治めて、皆んなの働きにある。どうなってもこうなっても、一つ結構中に曇り濁りある。あちらとこちらと訳分からん。この理聞き難くて聞かせん。見せるに見せられん。だん/\水臭うなる。皆五本の指の如くにならにゃならん。それはいつでも応える/\。これ諭すに、聞き違い無いよう/\、早く/\、一寸どうとは無いなれど、身上迫り切ったる。一時定め処、皆腹の立つ処さんげ。腹の立つ処立てんようさんげ。善い事思わんから腹が立つ。皆さんげという。これは生まれ子という。それ後々早く順序々々。

押して、皆精神定めますから御救け下され度しと
さあ/\内々の旬、身のさんげ心のさんげ理のさんげ、どうでもこうでもせにゃならん。さんげ為した外に、どうせんからどうという事は無い。知らん間ならよい。やしきの内なら、どうでもこうでもさんげ/\。又一つ取次、一度々々これまであちら聞いてもこちら聞いても、当たる事も当たらん事もある。惣々聞いてどうもならん。一寸聞けばあちら立てばこちら立たん。折角運んだ処が無駄と言う。本心運べば大様治まる。これが第一である/\。よう聞き分けてくれ。

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