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飯降政甚新建家へ移るの願

さあ/\だん/\の事情を尋ね出る。一つ/\理を解いてよう/\あら/\普請という。前々順序理幾重にも諭したる。棟三軒と言う。一時明るい理の処、今一時どちらこちらと言うでも無く、日々の処たゞ僅か、内々順序、些かなる処、心という理がある。兄弟三人の中の理、あちらからこちらから、どうもむさくろしいてどうもならなんだ。一つ飛んだ事情ありて治まらにゃなろまい。どういう事、長い間長い道の理、だん/\重ね、一つ重ね二つ重ね、もう一つ重ねにゃなろまい。これからと言えばこれから一つの台。これからという、それ/\皆々の理にある。治まるも治まらんも皆々の理にある。えぐい話と思たらいかん。やしきたゞ一つ今日まで伝え難くかった、尋ねる事情は早く順序運んで満足さゝにゃならん。順序運ぶにも、善い事悪い事皆々の中にある。分かりよい理も心という理から分かり難くなる。怖わい所に行て、落つる処をよう/\喰い止まり、将来もう一度無い。もうこれ何時間や何時や、よう/\連れて戻り、一日や二日やと言うまでやない。これから順序聞き分けてくれ。満足与えば一日の日、これから立てようと倒かそうと人々皆心にある。どれも善い、これも善いは、何にも言う事は無い。一つ/\間違うから見にゃならん。これ一つよう聞き分けてくれにゃならん。

押して、政甚、まさゑ同居する事
分からん事は尋ねにゃ分からん。今という今、表という理がある。世界という理がある。世界男一つ名前という理がある。戸主と言うであろ。中にたゞ一つそうで無い。あちらこちら一つやで。あちらこちらの心ありては、治めが取り難くい。あらあれじゃこらこれじゃ、という心ありては、どうもならん。中にありても外にありては、くれ/\と皆変わるで。

来たる二十一日家移りの願
さあ/\二十一日、もう日も無く、何かの処、とかく満足を与えてやってくれるよう。

政甚来たる陰暦十月二十五日大工修業を解く事願
さあ/\尋ねる事情/\、あの事情というものは元という理から出たもの。一日なりと業という理から出たもの、解きほどきの理は委せ置く。計ろうてくれ/\。

二十五日より宅へ治める事
日の初めとして、万事の処委せ置く/\。

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