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上田楢太郎十七才身上願

さあ/\身上一つ尋ねる。身上事情尋ねる。身上より先に一つ事情諭さにゃならん。どういう事、身上から理を尋ねる。身上は後へ一つ、身上はこれから一つになる。まあ内々事情長らえて事情、良い処の事情些かも無い。どうでも日々事情、どういう事で、日々事情であろう。歳々思い/\どうも心治まろうまい。頼り/\又外れ外れ、外れると思う。必ず外れると思うな。古き理にいんねんという理諭してある。神の道成るようにはっちゃ成らん。道筋の道を聞きて、内々ほんになあ、第一思やん。あちらこちら定まって、悪いという、悪いだけすっきり通り了う。若き身上に掛かって、主も心得んと思うやろ。どういう頼りも、何故外れて、外れてはないで。心にしっかり、どんな難儀も茨畦も不自由も通り抜けて、楽しみと思え。これさい心に治まったら。これしっかり聞き分け。

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