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平野トラ身上願

さあ/\尋ねる事情/\、一時に身上という、一時身上迫る。出越してる処一時戻りて、事情という。尋ねる事情、事情から尋ねば一つ事情、まあ十分なる処の理を諭す。身上に迫りてどうなろうという時に、胸に理を治めてくれにゃならん。何か万事心に掛ける事情、もう十分育てたる。何がどうなるこうなる中に、又一つ多く寄り合うてる中である。あちらもこちらも順序治まってる。なれど、あちらも心に掛かる。心に掛からんよう諭するによって、万事心に掛かり無いよう、時々聞き分けて、ほんにそうやなあ/\、これ第一掛かりてある。何か思案も要らん。一つ早いか遅いか治めた理、めん/\もこれから一つ楽々理、成程の理でもめん/\もなあ、これでなあと楽々理諭するによって、大抵々々の処は、もう十分治まったる/\。こう言えば又身上どうと又思う。いつ/\心というは、万事事情にそれ/\先々理が出したる。いつまでも重荷持ったるも同じ事。昼夜掛かるによって、身上一時もなあという時、めん/\早く事情諭して楽しまして、何事も掛かる事無ければ、それより楽しみあろまい。これ聞き分け。

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