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関口つる身上願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上いかな事情、一つの処尋ねるは、一つ事情諭し置くが、よく事情聞き分けて、事情めん/\で事情拵い、道は十分一つと言えば、中にめん/\一つ事情拵え、これまで長らえて事情、容易でなかった道を通り、一つ順序。いかな事も一つ万事成らん/\処通りたる道であろ。一つどういう事であろ。又候前々一つ、又候どうもならん。まあ案じる処/\、もうならん/\の処、又候々々、皆思う。どうもならん。心で案じる事情は、よう聞き分け。身上なかなか事情大変。事情大層。人によっていかな事と思うは、一寸事情。よう聞き分け。日々運ぶ尽す処、日々受け取ってある。そうであれば、又身上どうと言う。よう聞き分け。難儀さそう不自由さそう親無きは理。そこに身上に掛かるはどう、又重なる事情に掛かるは、どうと言うは日々であろ。なれど、心取り替え/\。身上一時どうとは言わん。一寸大層。成っても成らいでもと、心尽した理は末代。理末代の理。これ将来に聞き分けば、怨みる処無い。よう聞き分け。一代と思うによって、心どうもならん。難儀不自由めん/\思うから、めん/\理に掛かる。これよう聞き分け/\。

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