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平野楢蔵願

さあ/\身の障り/\。第一一つ/\、皆んな一つ聞き分け。尋ね出る理がある。今一時は世界中という。どちらやろ/\、一時始める/\、いつの事やと思うて居る。あちらの国に一つ、あちらの所に一つと、どうもこれまで聞かしてある/\。遅れ来てある処々、年が明けたら、ろくぢと言うてある。なれども、皆案じてどんならん。扉を開いて、世界をろくぢに踏み均らすと言うてある。扉を開いて、世界をろくぢに踏み均らしに廻りて居る。なれども皆んな、案じてどんならん。筆に記した通り、皆出て来るのやで。遅れてあるのや。皆心定めて居るなれども、心に一寸掛かれば案じてどんならん。これ皆んなよう聞いて置け。扉を開いてろくぢに踏み均らす、と言うてした通りに、皆踏み均らす。速やかと踏み均らさにゃならん。ほんに成程と言う。そこで一寸々々身に障る。案じる事はない。悠うくりと心を治めてすれば、身の障りもすうきり無い。

押して、普請の願
さあ/\心置き無う。さあ/\勇んで一つ委せ置くと。

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