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道の友改良の件や、道の友の事に付願

さあ/\尋ねる処/\、これまでという、皆それ/\集めて、皆々中から、どうがよかろうこうがよかろう、出して心集めて、それ/\より世上一つ/\して居る。又、一時どうがよかろうこうがよかろう、それ/\だん/\それ/\という。又あちらこちらどうがよい、持ち込んで一つと言うなれど、ぼつ/\と、ぼつ/\するがよい。どうしてこうして何もせいでもよい。何にもぼつ/\掛かりて/\ぼつぼつ掛かれば、何処から眺めても彼処から眺めても、これと自然と現わす。自然と現われば、まああちら一寸入れこちら一寸入れ、ならんという理、あちらからもこちらからもじっくりして、又、年限内ならこれもなあというは道理。又あちらからどう、こちらからどうと言うは、心あたわん事あっては、折角の事、皆それ/\煩わにゃならん。よう聞き分け。仮名なほんの仮名な事と言えばどんな者でも分かる。念が入れた処が、年を聞く者はよい。念知らず、こら何や分からん。よう聞き分け。あちらこちら根差したる理ある。三つのものなら、一つなあと言う。これが年限という。
【説明】
(1) 前出明治二十四年八月四日のおさしづ、および「稿本中山真之亮伝」277~278頁参照。 (2) 遠い先まで計画を立ててする必要はない。 (3) あまり念を入れて難しくなったら、何だかわからない。ということになって何にもならない。  二つ新しい特色を加えても、一つは今までに根差した「道之友」の特色が出ていなけれなならない。これが年限というものである。
【摘要】
編纂・出版のおさしづは、ほとんど教会本部に関係あるものである。それゆえ、ここでは、これらのおさしづによって、われわれの心がけるべき点が探らせてもらえるようなものを揚げた。よくわからないおさしづもあるので明確に述べにくいけれど、大体、次のような点を諭されている。 (1) どんどん盛んにすべきであるが、それがお道のためになるか、どうかという点を考慮する必要がある。 (2) 言ってよいこと、わるいこと、出版してよいもの、わるいものがあるので、よく内容と発表する場を検討する必要がある。 (3) お道の出版物は、誰が読んでもわかるようなのがよいので、念を入れて、かえってわかりにくくなるということのないようにしなければならない。 (4) 責任者に重荷がかかる場合があるが、誠心誠意一つ一つ事に処して行けば、必ずご守護があるものである。 (5) 教外者がお道について書いた出版物は、別にどうこうはない。

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