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城島分教会三輪町大字金屋に於て地所買い入れ、分教会の屋敷地に御許し願

さあ/\尋ねる事情/\、何かの事情、皆それ/\こうと思う。中に一日以て順序、それ/\一時はどうかと思た日もありた。皆々精神一つ心を以て一体と言う。心あるなら、どんな事でも成り立たんという事は無い。さあ、精神一つの理に許し置こう。さあ/\許そう/\。

同分教会三輪町大字金屋八百八十六番地へ移転の願
さあ/\心一つの精神の理に許す/\。

同分教会陰暦本月二十八日三輪町大字金屋八百八十六番地に移転普請中は同所一番地に仮りに御鎮座祭の願
さあ/\皆々これでよいと思う。精神一つ、残らずの精神の理に許し置こう。

同陰暦六月二十九日屋敷地均らし始めの願
さあ/\尋ねる事情、許した理の限り、いつなりと許そう/\。

同分教会城島を敷島と改名願
さあ/\尋ねる事情、さあ尋ねる処に委せ置こう。さあ心に委せ置こう/\。
【説明】
(1) 一時はどうなることかと思った日もあったが、結局は、心を合わせ一体となって進むか、どうか問題だったのだ。精神一つで、どんなことでも成り立たないことはない。 \n\n (1) 尋ね出る者の心に任せおこう。
【摘要】
教会を移転するというような事情の場合、一番大切なことは皆の心を一つにする、ということである。  皆が納得して一手一つになって事に当たるなら、どのような困難も乗り越えられる。しかし意見が二つとか、三つに分かれるようなら難しいことになる。  移転の理由として、教会が狭くなってきたから、というようなものが挙げられる。しかし、まだ設立間もないというような場合は、まず力相応に小さい所から始めるのがよい。  それがやがて、皆の心実誠が寄り集まって、広く立派な土地へと変わっていくのである。設立間もないのに無理なことをしたような場合、生涯取り返しのつかぬ失敗をする恐れもある。  移転の理由として、同じ村に二つあるから、というようなものも挙げられるが、これは必ずしも移転する必要はない。系統は違っても同じ道の理を信ずる者として、相共にたすけ合って進まねばならないのである。  更に移転の理由には、とても不便な所だから、というようなものがある。しかし、いかに便利な所、繁華な所であると言っても、皆の心が一つに合わないなら、天の理がないということを知らねばならない。  移転については時期を見て、あわてずに、ぼつぼつ準備にかかるということも大切である。  さて移転にかかった時、いろいろ反対攻撃される場合もある。いろいろ難癖をつけて、移転を妨害されるような場合である。  しかし、反対攻撃に腰を折ってはならない。  もともと、このお道は周囲の無理解、反対攻撃の中を、乗り越え乗り越えしてできた道なのである。  いかにその道が険しかろうと、皆が心を合わせて一手一つに通るなら、精神一つで必ずや通り抜けられるものである。 \n\n  改称についてのおさしづは、改称のみ願ったおさしづと、担任変更、移転等と共に願ったおさしづ等所々に見受けられるが、内容はいずれも大同小異で、願う者一同の心の理に願い通り許されている。

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