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植谷梅松三十一才沢田善助娘とめ二十五才縁談事情願

さあ/\尋ねる事情/\/\、縁談一つ事情尋ねる。尋ねるからは、一つ事情一つの理に諭そ。縁談というは、よう聞き分けにゃならん。夫婦二人は言うまでもない。親々言うまで。夫婦一代一つ心、その心理に、どうでもこうでも二人、二人の理に心が治めるなら、何時なりと許し置くで。この理聞き分け。さあ/\許し置こう置こう。
【説明】
(1) 縁談にとって、夫婦となるべき二人はもとよりのこと、と、親たちの納得も必要であるのは言うまでもない。夫婦となって、生涯を一つ心で通るどうでもという心が、二人の間に治まっているなら守護しよう。
【摘要】
(1) 縁談には何よりも二人の心と心が寄り合い、通い合っていることが大切である。 (2) 神の理に基づいて事を決め、それを生涯末代までもと思い定めてかかることが肝要である。 (3) 縁談とはいんねんあって結ばれるものである。だから互いに心を寄せ合い、つなぎ合って、将来いつまでも治まっていくもと(基礎)をつくるべきである。 (4) 本人同士は言うまでもなく、双方の親をはじめ、みんなが十分に納得し「やれ嬉しい」という喜びの心の理が合っていることが大事である。そうしてこそ、その縁談は十分なまとまりを見ることができる。 (5) 人間思案の義理や都合から判断して、事を運んではならない。重要なのは互いに、真実の心を結び合うことであって形ではない。 (6) 自ら心治まっているのならば、独身であっても何ら差し支えはない。

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