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教校本館と講堂二棟新築する願

さあ/\尋ねる処/\、尋ねる事情は尋ねにゃなろまい。何かの事も尋ねる。尋ねるからは、さしづする。さしづする限りは、さしづ通りさえ守りて居れば、どんな事もこんな事も思うように成るがさしづ。これ第一しっかり聞き分けて、踏み留めにゃならん。まあ一時の処、前鮮やか許したる処は、頼もしい嬉しい鮮やかなものである。又後々の処もせにゃならん。なれど、よく理を聞き分けてせにゃならん/\。どういう処聞き分けるなら、追々という、一時と言うてする処、一時の処だけどうなりこうなり心あろ。よう思やんしてみよ。又後々無けにゃならん。なれど、後々という二箇所許したる。これ十分仕上げて、又後々続いて/\差し掛かった処と言う。今年で行かねば来年、来年で行かねば又々と言う。これ諭して置いたる処、よう聞き分け。後々の処は仕上げたらという心。又治まるか治まらんか、皆惣々寄せ、又内々役々移すによって、よう聞き分けにゃならん。どういう処治めるなら頼もしいと言う者半分、又なあと言う者半分、半分々々追々と言う。追々すれば、どんな事も十分となる。談じた処談じ替えて、世界にほんにそうやなあと言うは道。いつ、いつの間に出けたると言う。これ第一にあるによって、皆その心を持ってくれにゃならん。

押して、石灰の都合もありますから、コンクリ-トの所だけ続いて掛からして頂きたい、と申し上げ
さあ/\尋ねる処/\、少々のものはどうこう言うまでやない。これ聞き分けにゃならん。あちらにも一寸、こちらにも一寸、そんなものは心に掛けて居ては、大きい事出来るか。どんな事もこんな事も一つ治まりて出来る。時という、旬という、天然と言うたる理を、聞き分けにゃなるまい。

押して、前々御許し下されし教室二箇所を仕上げたる上にて、あと/\と御願いする事でありますや
さあ/\尋ねる処は無けにゃならん。あれだけ仕掛けて暫くと言うのやない。又掛かりたら出けて来る。なれど、十分したら零れる。十分にして、いつ/\治まるか。これ聞き分けにゃならん。半ばというは先の楽しみやで。出け上がりたら楽しみ。こゝよう聞き分け。暫く十分一つ、これでもう十分と言う。成ったら早く移して楽しみ。これも半ばやなあ/\と、世界から持たさにゃならん。

山中彦七、板倉槌三郎、明日より兵庫県始め三丹地方へ出張する願
さあ/\尋ねる処/\、さあ/\あちらもこちらも時という、道を以て改める事、運んでやるがよい。心という事情、速やか許し置くによって、心置き無う/\行くがよい。

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