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前田銀次郎妻きよ三十九才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上事情、さあ/\ならん/\事情尋ねる/\。さあ尋ねるからは、一つ順序諭し置く。よく聞き分けてくれ。どういうもので、こうなろうと思う処、日々であろ。何が違う、何、何が間違うてあろ、と思うばかり。事情長らえてであろ。皆それ/\心寄り合うて、救けにゃならん救かって貰わにゃならん。一つ/\運ぶ理に、日々鮮やかならん。皆々心一つであろ。救けにゃならん、救からにゃならん、皆心であろ。一つ事情、順序諭し置くによって、皆々一つに心寄せてくれにゃならん。さあ身の内/\かりもの/\皆諭して居る中、よく聞き分け。世上にどんな理も皆世界にあろ。中に一つ、これだけ/\と思う中に、無けにゃならん中に、何ぼうでもなあ/\という処、聞き分け。さあ身上一時の処余程大層であろ。成っても成らいでもという理を聞き分け。又成ろうと言うて、成らるものやない。成ろまいと言うて成って来る。この理をよく聞き分けにゃならん。これだけ道尽して居る中にこんな事と思う。そら必ず思うやない。長い間、短い間、よう聞き分け。紋型無い処から、一つの台出けたる理、聞き分けてくれ。中に重立った者こんな事と思う。必ず思うやない。親という理を思え、難儀さそう不自由さそうという親は無い。この理聞き分けてたんのうしてくれ/\。身の処余程大層。よく聞き分け。こんな事ではなあ、世上から何と思うやろなあ、そら思うやない。道の理を楽しんでくれ。よく聞き分けて、たんのうさしてくれにゃなろまい。

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