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増井幾太郎娘マスヘ身上願

さあ/\尋ねる事情/\、身上一つ一条ならん/\理尋ねる。尋ねるから一つ理諭するによって、何よの処/\よく聞き分け。内の中それ/\の中、どの事情よく聞き分け。さあ/\何故こうなる/\、又なあ/\と思うやろう。思う心違うで。人間心よく聞き分け。道という理から聞き分け。道というは通りよいもの、又通り難くいもの。何よの心道の心治まりあれど、後々という。これどうもならん。さあさあよう聞き分け。又候々々なあと思う。なれど聞き分け。日々の処、世上一つ諭す理、いつ/\になりてもこれ一代二代三代やない。末代の理よう聞き分け。一寸には出来たものやない。これだけ諭す中の内に、一つなあ心に悟りを開いてくれにゃならん。世上の中の理、内々心の理、これよう聞き分け。難儀さそうという親は無い、不自由さそうという親は無い。一時の処何処にどうじゃ、彼処にこうじゃ、その理遁れるに遁れんという。又隠すにも隠されん、埋むにも埋まれん。これだけ諭したら分かるやろう。まあ/\大掃除である。これ一つよう聞き分け。こうなりたらまるでならん/\。これよう聞き分けてくれ。さあ/\これさえ耳に入りたら一人一代の理通り来たるも同じ事。ならん/\長い短いの処よう聞き分け。一つ処に世上の中、それ/\中の国遁れようまい。これだけ諭したら、真実の心でこれは遁れるのやで/\/\。

押して、短い長いと仰せ下されますは、マスヘの身上でありますや願
さあ/\身もこれ一つ聞き分けにゃならん。後々という、又候心にあろうとも一つ道である。皆々心々という、道という心。又何でなるやろうと思うたら、これ尽した理に曇りを掛けるようなもの。これよう聞き分けにゃならんで。

押して、後々という処はどういう事でと申し上げ
さあ/\後々の処、もう年々の用、後々の理を以て尋ねるがよい。皆々内々の中、一つ理を以て尋ねるがよい。尋ねたらこゝ一つ理は諭し置こう。

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