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本席居宅の南東の屋敷続き先達て買い上げの地所へ、本日より石垣を築き度く願

さあ/\尋ねる処/\、尋ねる処の事情は許し置こう/\。ざっとして/\自由許し置こう。これ一寸一言何か諭す。しっかり聞き分け。筆に一点打って誌し掛け。悠っくりと話し掛けるによって、一時しっかり聞き取れ。さあ毎夜々々の話、さあさあほのかにも聞いて居るやろう。又ほのかの事情、前々にも諭してある。一日や二日三日の事情、どうなる/\。これ四五日と言うてあろう/\。何かの事もよく聞き分け。どんな不承、何かの理も何かの事も、いずむようの心、これまでの処艱難日々の処で何かの事難しい。世界の順序という道である。さあこれからの理というものは、細き心に皆々細き心の道になる。あゝどうもならん、広い順序一つ一日の処に、心病んで道とは言えようまい。だん/\の継目も欠け細くなりたらどうするか。今度太くになるまでの処、傍々もなか/\容易の事ではないで。継目も分からず、ぬう/\と行けば何も言う事は無い。どういう処にこれより括り付けるか。これ小さき心に細き道という処になりて了うたら、どうするか。これよう聞き分け。何も彼も何よの事も取り結び/\、日々に思う心は皆違う/\。なれど皆々そういう心の者ばかりでもないが、余儀無く世界順序の情に流れ/\て了うから、どうもならん。誰にも分かる仮名な理で諭し置こう。何ぼ広く田地田畑あればとて、蒔かん種は生えん。種無しに作れるか。種蒔かずに取れようまい。隅から隅まで蒔き下ろす。蒔き下ろすで実がのる。一粒万倍に返やす。この理聞き分け。時々だん/\世界も淋むしかろう、道淋むしかろう。一つ心を定め。心一つ道早くに頼む。急ぎ置く。

押して、明日は取次も多分帰りますから談じましてと申し上げし折から
さあ/\もう程無う帰る。遠く所はなろうまい。何人寄っても、そも/\ではならん。帰るまで、十人あるなら三人でもよいと、道に適えば十人ともよいと言うは、道理である/\。理に適わんようの事は何人居ても同じ事、これくどう/\の理に諭し置こう。

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