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岡本亀助三十六才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上いかなる事であろう。後々見れば長々という。年限見れば余程通り来たる。だん/\の道、通り来たる道、聞き分け/\。これ細こうに聞かそ。よう聞き分け。しっかり聞き分け。身上に掛かりていかな事と言う。又傍にも思う。国を隔て所を隔て、だん/\通り来たる中、身上どういう事であろうと、真実の事であろう。さあ一時ではないなれど、余程大層。これを聞き分け。道をなあ、こんな事でなあ、これを持ってはなろうまい。これで皆の中、知らん中から、道を開き/\、どうも堪いられんなれど、知らず/\の中から、所告げ、聞くに聞かれん、堪いるに堪いられん。よう聞き分け。一時難儀さそう不自由さそうという親はあろまい。これよう聞き分けて、艱難聞き分け。成っても成らいでも、どうなってもこうなってもという理、聞き分け。口説きは無い。これまで長らえて道は、十分受け取りたる。そんなら道どうと言う。道の中、いんねん聞き分け。年限の中聞き分け。身上こうなっては堪いられん。たんのう出けん/\。なれどたんのう諭す。これまで道運びたる。道というは、将来末代と言う。所から、親からも、聞き分け。一時どうとは無いなれど、余程大層々々。世界の処から聞き分け。一夜の間からどんな事もある。その処から聞き分け。神の目には皆子供。いんねん為す事開いて了わにゃならん。今度々々まで持ち越してはならん。身上不足成りて満足出けやせんなれど、道は皆寄り合うて互い/\運ぶ理は、道より無い程に。これをよう聞き分け。

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