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梅谷四郎兵衞陽暦十月二十八日の夜より脳が病め左のあばらが甚だ痛み苦しきに付願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上事情心得ん。いかなる事であろう。さあ/\皆皆それ/\内々他にもそれ/\どういう事であろう思う処、身上事情こんな事どういうものであろう。いつ/\一つ事情、身上に掛かる処、いかなる事と、どういう事思う処/\、よく一つ事情聞き分け。年来の理思う、いかなる理思う。いんねん一つ年限年来々々心一つ、一時心事情一つよく思やんをしてみよ。一時身上が迫る。どうもならん。どうもならん身上事情、これそれ他にどういう処も皆々ある。そこで見てどう聞いてどう、一つ聞き分け。よう一つ取り直し、何が違う彼が違う。違うか違わぬか一つ。さあ万事の処理一つそれ/\同じ理である。さあよく聞き分け。身上から迫れば、どんな事もこんな事も思い出し、こういうさしづあれば、一つ取り直し、聞き直し、一つよく聞き分け。年来の理を聞き分け。一つ理心に治まれば案じる事要らん。案じた分にゃならん。身上さあ案じる事要らんで。さあ何かの事も未だ/\という。何がどうこれがどう、楽しみは十分の心に治め。そこでよう聞き分け。他に事情思う。身上は案じる事要らんで。さあ案じた分にゃならんで。
【説明】
梅谷四郎兵衛、船場大教会初代会長。 長年どうしてそうした道すがらを通ったかと思うであろうが、それはいんねんによるのである。長年どんな中も心ひとつで通ったのである。今の場合よく事情を思案してみよ。他にはどういうところもあるから、そこで見たり聞いたりしていんねんを聞き分けよ。心をとりなおし、何がちがうかがちがう、ちがうかちがわぬかよう思案せよ。万事の処治まる理は一つ即ちいんねんの理よりない。という意味で、あばら痛は、つよくいんねんを自覚せよと指示されているのであろう。

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