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本席身上御障りに付願

さあ/\尋ねる事情/\、さあまあ一寸身の処、あちらこちらだん/\さあ/\何か知らすやらと思う。よう皆々の者も心得てくれにゃならん。時という、今一時の時と言うてあろう。十年以来から、どういう事出来るやら、こういう事出来るやらと思う。数年来より仮名な事に、筆に知らしたる。これを皆々よう聞き分け。十年と言うや、一昔と言う日来たる。世間惣々の話、道から知らしたる。一つ理長い間に皆々筆に取りたる。これを皆々心に理を定めて、心洗い替えてくれにゃならん。時という、旬という、時外れてはならん。そんならどうしたらよかろうと、めんめん精神心にあろう。さあ/\よう聞き分けてくれにゃならん。どうでもこうでも、あら/\の道皆付いたる、細い/\道に一寸知らしたる。又ほのかに聞いて居れば、あんな事と言う者あろう。台という、あら/\年限という日があろう。めん/\どう成りてもこう成りてもという精神の理、心一つに結んで置かにゃならん。一寸話し掛けたる。これをよう思案してみよ。国のためと言うて、存命果たす者もあろう。又この道というは、尚も心一つに治めてくれにゃならん。よう聞き分け。皆心一つに持ってくれにゃならん。

しばらくして
さあ/\一言言うて置かにゃならん。いずれ成るやろう/\、どうで成るやろうと言うて、成るに決まりたという心、皆々の中にあるやろう。よう思やんしてみよ。時という、旬という。時ある、旬ある。旬が外れたら、一掛けから組み替えせにゃならん。さあ/\どうでもこうでも、投げ捨てゝなりとも、一人の心にしっかりと寄せてくれにゃならん。何ぼ寄っても、一人の心に寄る心あれば、守護という。そこで、いつまでも同じ事である。一つ心を定めてくれにゃならん。さあ/\ほんの言葉だけで言うた分にゃ分からん。言葉はその場だけのもの。言葉の理を拵えてこそ、八方である。人が知るであろう。これも一寸話して置かにゃならん。

皆々相談して居ると
さあ/\この場で一つ理、どうしょうこうしょう理、それは分かろうまい。ちょいちょい筆に取りた処から、談じ合いて定めて、又一日の日と言うて尋ね出るがよかろう。さあ/\又もう席と言うたら、余程の年であろう。席は機嫌界にして置かにゃならん。又日々勤めというは、勤めせにゃならん。勤めは心の働き、又勤め過ぎて、気を病ます事もある。席は三才児同様にして、ほんのそのまゝ心に委して置かにゃならん。日々勤め、当直々々。それは大切の理。かえって、大切の理気を病ます事ある。心に掛けんようにして、これはこうしてんかいと言う処まで、構わんようにしてくれ。構い過ぎて心を病ます事あるから、あちら畑の端、こちら畑の端、さあ/\今日もよいかいなあと言うて、あちらへ行けば随いて行き、こちらへ行けば随いて行き、気を病まし心を煩わすようなもの。なれど、心見切りて了うてはならん。前々諭したる事ある。門中は一人歩きさすがよい。日の中というは、構わず、これはこうどれはどう、心に持って、これだけと言う。なれど、夜分は何でも彼でも一つ晴らして、気の休まるという事を、心に持ってくれにゃならん。

相談の上御願いに出ます
さあ/\まあ一言々々、今はどうでもこうでも我が一同、国のため皆々の心を運ぶ。これは十分の理である。又一つ応法心働かにゃならん。なれど、道の理はころりと違う。さあと言うたらさあという心を、皆持ってくれにゃならん。これを、談じ合いの角目に一寸話して置こう。

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