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上田ナライト中南にて仮住居取り決め度くに付願

さあ/\尋ねる事情/\、ほのかの話々、長らえての話々、どういう事で、こういうものでと言うは、言うまでの話。何かつかえてあれど、どうも話出けん。身上から事情と言う。事情から身上と言うて願掛け、仕切って事情と言う。仕切って運ばにゃならん。運ばねば甲斐があろまい。いつ/\までも放って置き、何をして居るやら分からん。これまでは容易ならん道、皆知って居る。今日言うて今日に出来るものやない。迫ってからどうもならん。年限追うて重なった理聞き分けて、何もそのまゝ一切止め置く。一時運んで事情、何よそのまゝ放って置いてはならん。これ聞き分け。楽しんだ事情遅れる。無理な事せいとは言うやない、成らん事せいと言うやない。これから話し、いかな事も分かるであろう。これまでの道という、あちらへ逃げ歩きこちらへ逃げ歩き、皆々一つ/\運んで今日の日。すれば、無にはなってはあろうまい。難行苦行の理は、無にはなってあろうまい。前々楽しんだ一つ、許すではなし、許さんではなし。未だ/\日を送るは、皆々の心遅らせば、遅らす日が出るであろう。

押しての願に、しばらくの処をそういう事にして御許し下され度し、と申し上げ
さあ/\一言々々話楽しんで/\、十分楽しんだこの話。一つ建家明け渡そうと言うた事聞いて居るか。席が亡くなったら、明け渡したも同様であろう。先々今日一つの言葉で、世界満足と言う。皆々出て来る事を思てみよ/\。

さあ/\続いてあってこそ、道と言う。続かん事は道とは言わん。言えようまい。


又押しての願、二名と仰せ下され私も共に運びますから、上田ナライトの処御許し下され度く御願
さあ/\これ/\よう聞き分けにゃならんで。席は、人を困らす心一つも有るとは思うな。困らす心有らせん。人を困らすようでは、神が入り込むか。よう聞き分けてくれにゃならん。こうと言うたらこう。これが違うという事は無い。今日は、話これだけ了って、これだけにして置く。何か取り決まりて、一つの心にたんのう満足与えてやってくれ。今日はこうして居ても、明日は分かろうまい。いつ/\未だ未だ仕切って話出けやせん。これだけ諭したら、皆の者分かるやろう。

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