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上田ナライト建物の屋敷どの辺という処願

さあ/\事情一つ以て尋ねる処、さあ/\もう待ち兼ねて/\十分待ち兼ねて居る。どういう事待ち兼ねて居るなら、前々事情順序心に数えてみよ。大祭という、多分多分の子供帰って来る事情楽しみ、一つ満足の理を与えたる処、どういう処なら、一つ身上と言う。万事の処、喰わず飲まず二晩寝ずでも、日限働かしてあるで。これを皆の心に治めてくれ。何よの処神の自由、日々食事喰わずに働かれるか。人間業で出けるか。年を数えば働き出けるか。これをよう聞き分け。皆々この心あれば、どういう事も何不自由でも案じる事ありゃせん。自由知らんから皆の心に案じが沸いて出る。神の自由は人間の思わくところりと違う。何よ十分の道立ち切ってある。あちらで結ぼれこちらで結ぼれたる事は、ぼつ/\ほどきに廻りて居る事知らん知らん。何よの事どうなるこうなると思てはならん。皆何を思て始め掛けたる。さあさあ今日一日尋ね出る処、いつ/\まで万事これをその心に治め。案じる事要らん。これから先はこれまでの道を通ろうと思うても、神は連れて通さん。皆印を打って組んで行くようなもの。心が違ったら、何よの事も喰い違って合わせんで。何事も出けやせんで。これを一つ心得にゃならん。そこから道理話し掛ける。どういう事始め掛けるなら、重々話の台、さあ/\裏は鍛冶屋表は大工、これは一つの台やで。これを聞き分けにゃ分からん。後々つなぎ切れ目あってはならん。あれも寄せこれも寄せ、つなぎは神の見込みを以て繋ぐ。どういうつなぎなら、後々替わり/\。つなぎ無くばどうでもこうでも裏と表は立たん。どういう事なら、席の言葉出す事聞き分けるなら、神の自由聞き分け出けるやろ。いかな一つ話も聞き分けにゃならん。さあ/\表裏と言うたる。やしき表ありて裏がある。これ一つの道理聞き分け。さあ/\尋ねる処、後々つなぎ。地所何処へ持って行く所無い。南より持って行く所は無い。

押して願
どういう所なら、空いた所席順序の事情些かと言う。広い狭いは無い。一寸した所いつまでも広かったら、何もならせん。これを聞き分け。

何間の建物でありますか、押して願
さあ/\建物は今一時広くは要らん。当分の処つなぎ/\、つなぎの間に余程年限無くばならん。一時に年限経つ事出けようまい。皆の心に惣々の心無くばならん。よう聞き分けて、十分の心無くばならん。

材木一本教長より買い入れあと三本五本は席が買うと仰せ下されましたのが、どういう木でありますか願
さあ/\その話し掛けたる。席が、予て明けても暮れても、教祖の処、日々胸につかえてある。少々の物では、実際の普請に間に合わん。たゞ席の心の養いである。これ一つ鮮やかな心に成って、左にあれば右にある。右にあれば左にある。これ、心に治まったら、席はいつ/\までも勇む。勇まさにゃならん。前々話、後へ返る話ではあれど、一時成らん事せいとは言わん。ほんの楽しみあれば障りは無い。楽しみから、心を積んでくれ。

教長より一本買う事情願
さあ/\又々外の話、内の山にもある。十分の木もある。あれを二本でも三本でも五本でも十本でも構わん。今度教祖の普請に掛かる。内にある処、席に譲る譲ると言葉あれば、日々濁らず日々働く。これをしっかり聞き分け。

つなぎの処、青年なり外々にありますか願
さあ/\なあもう日々になあ、働いて居る内に、苦無しに働いて居る者もある。日日の処にどうもなあと心に働いて居る者もある。当分の処見立てゝ、三十日だけでも養いの心育てゝやってくれ/\。十分の事は要らん。それに十分の事してはならん。千切れるなあという者繋いでやってくれ/\。これは十分の理である。

さあ/\/\/\/\どうでやしきというものは、一時にどうしょうと出来るものやない。時を以てすれば治まる。要らんような処から、要る事ある。へばり付けに来る者ある。時来たならへばり付く、時待たねばへばり付かん。これを一寸話のにをい掛けて置こう。


しばらくしての御言葉
もう一声々々さあ/\、

さあ/\なあ一寸話し掛ける。前々一寸話し掛けたる。遠からず/\一寸仮家普請と言い掛けたる。これをどうでも心に持ってくれにゃならん。何よの事聞き分けにゃならん。成らん中から無理にと言うては成るものやない。無理にと言えば、咲いたる花の根をむしるようなもの。成るよう行くようの話、皆勇んですれば、色も出る、薫りも出る。いつ/\萎れるような事ではならん。年限から見れば、辛い事もあれば勇む事もある。一寸楽しみまでの話にして置く。仮普請と言うて、さあ/\話伝えて置け/\。先に実がなる花である程に。これだけ一寸匂わして置こう。

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