おさしず検索


明日席運ぶと仰せ下されますが、多人数待って居りませず、尚御身上すぐれずありますから、御休み下され度しと、平野楢蔵より申し上げし処へ、しばらくしての御言葉

さあ/\一寸、まあ一寸、一つ/\どうにもこうにもならん事ある。さあ十分それそれ尚皆々運んでやってくれ。これで十分満足と言う。一つ満足の中に未だなあというは、十のものなら九つまで済んで、一つあれば満足出来ん/\。この間内々三人一つ事情、三年という。三年一つ事情、この事説くに説かれん。これ一つどうもいかん、未だいかん。つい/\又候皆々大勢の中、成るもの成ったは無理と言う。一人の罪は何ぼの罪とも分からん。どうせいともこうせいとも言わん。心だけのものであって、人間心としてこの心尋ねてやってくれ。我が思う通りにしてやれ。してやらいでも成って来る。これ一つだけ結ぼれ、さんげした/\さんげしたと言うて、皆んなの中へ騙してるようなもの。

道の事でありますか、内の事でありますかと申し上げ
三軒の内や/\、一人さんげ出けたらせん。突き延ばすようなもの。一両日の間に運んでやれ/\。どうせいこうせいは言わん/\。この間うちより皆々に厄介掛けて、よう聞き分け。十のものなら九つまで治まって、後一つそれが曇りとなったる。曇りとなれば、何したのやら分からせん。何を聞いて居るのやら分からせん。よう思やんしてみよ。

明日運ばして頂きますと、平野楢蔵より申し上げ
もう何時やら分からんような身になったる。身に一つ口に言うた処が、心に使わん理どうもならん。皆々を騙し親を騙す。その心も同じ事や。もうこれだけ言うたら、これだけ言うて心に感じ無けねば、めん/\の思う通りせい。すれば、誰にも怨むるものは一つもありゃせん。

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