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夜前のおさしづ読み上げ後、刻限の御話

図面引いてくれ/\。紙で引くねで/\。一遍や二遍や三遍では行かんねで。三年の間にちゃんと決まるねで。些細な事なら直きに出来る。なか/\今度のは一寸には行かん。三箇年掛かってするのやで。三年掛かってよう/\木の音もすれば、職人の音もするねで。これからはまる三年掛かってくれ。急いてはいかん/\。絵図引き掛けても一寸に行かん。こうして話仕掛けたら無理な事せいとは言わん。心配は要らんで/\。心配は要らん。心配は一つも要らん。

さあ/\こうして道はずうとこうして綺麗なもの。そうした処席が未だや/\。こうして席は席だけの事ある。これも一寸つぎて/\、つぎての模様も出来掛けたる出来掛けたる。これで暫く/\、ざっと普請も出来掛けたる。つぎて/\、これも一寸々々。これがこうこれだけ一寸間に合うように成ったなあ/\。そこまで、どねになったて案じる事要らん/\。
さあこれだけこうして、今日一日話する事、一寸も違わんように。何から何まで、心置き無う運んでくれにゃならんねで。これだけ頼んで置く/\。
【説明】
(1) 図面を引いてくれ。紙の上へ引くのである。一遍や二編や三遍ではできない。何度も引き直して、三年の間にちゃんと決まる。小さな事ならすぐにできるが、今度の普請はちょっとにはいかん。三年かかって準備するのである。三年目からようやく、木の音もすれば、職人の働きも始まるのである。これからまる三年の間、準備にかかってくれ。急いてはいかん。絵図面引きかけても、ちょっとにいかん。こうして話をしても、無理なことを言うているのではない。心配はいらん。
【摘要】
本部の普請についての諭しは、それぞれの普請の規模、構造、用途が異なるので、それについて述べられた神意を一様にまとめて言うことはできにくい。しかし次の点は、一貫しているように思う。 (1) 今一時は皆、仮屋普請である。しかして道普請であり、切り無し普請であるということ。 (2) 親の普請を急ぐより、親心の上から大勢の子供たちの帰ってくるおやしきの拡張、信者詰所の普請を望まれていた。しかし、上田ナライト様の住まいや神殿普請のおさしづに見られるように、機が熟して、神意を達成するための普請は、どんなに財政が困窮した中でも、これをやり遂げるように、きびしく急き込まれている。しかして普請の心構えとして、次のように諭されている。 ① 道の順序を聞き分けることが大切である。つとめ場所が道の普請の掛かり初めであったが、最初は小さいものから出来上がって来た道である。この最初掛かりの精神で通れば、どんなこともできる。 ② つとめ場所は一坪から始まったのであるが、その普請を引き受けると言うたのは本席である。普請に当たって、皆その心になるように。 ③ 普請はまず、木を一本買うことから始まるのである。 ④ 旬をはずさないように。旬をはずせば、できることもできなくなる。 ⑤ 念の入ったことはいらん。木柄に望み好みをするよりも、大きな心で何でもという精神が大切。小さな心ではいずんでしまう。 ⑥ 急いでかかれば十分のことができない。前々から用意を整えておくことが大切。 ⑦ 案じ心を捨て、楽しみという心をもって、勇んでかかるように。勇んでかかれば神が十分働く。 ⑧ 皆心を合わせて、一つ心になることである。派を分けてはならん。 ⑨ 外面を飾るよりも、内面の充実が大切である。「中に綿を着ずして、外に綿を着ては通られん」と仰せられている。

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