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松村吉太郎東京出張所に於て、両手指先痺れ身上苦しむに付伺

さあ/\尋ねる/\。長らえて一つの事情、身上一つの処心得ん/\。どういうものであろう。身上一つ判然と思う処/\。里元一つの所思うように思て居る。一つ戻りて運ぶ。一つ一度戻りて運ぶと身上の処に一つ事情ある。ほっとに思う/\いつまでもと思う。一度戻りてたんのうの事情、又運ぶと遠くの所、どういうもの、あこはどうでもと思う。運ぶ一つ事情、里々結構やと運ぶ。あの者と思て居るやろう。なれども余儀無くして身上の事情あれば、又々の事情と諭して置こう。
【説明】
松村吉太郎、高安大教会初代会長。 一度家に戻ってたんのうし、その上で又、遠い処(東京)に出張せよ。家の者は、どうして戻ってこないかと思い、当人はあすこはどうでもほっておけんと思っている。東京に出張するのにつては、郷里の者が結構やとたんのうした上で行くことが大切である。という意味で、指先のしびれは、家の者が、お互いにたんのうし、一手一つになることを指示されたのであろう。
【摘要】
指については、先案じせず、不足せず、たんのうして通ることを指示していられる場合が多い。尚、互いに心を揃えることを、指示されている例もある。

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