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喜多治郎吉及秀太郎の二人共身上に付願

さあ/\内々一つの事情、余儀無く一つの理、障りに付き尋ねる処、どういうものであろうと言う。小児一つの理、余儀無きの理、早く聞き取れ。一日余儀無くという、一日の日という、長々の日である。先ず/\世界の事情という、珍しい道である。珍しい道は、頼もしい道である。小児の処十分治めあるのに、小児に不足なる、どういうものであると思う。小児身の処、不足より長くの楽しみ、先ず/\世上一つの理も聞き分け。家内何名という。たんのう一つの理を聞かそ。案じるやない。

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