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春野千代出直に付、後治め方願

さあ/\尋ねる事情の処、どうしてや、こうしてやろう、どうこう一時の理が/\諭する。心一つ、心々どういう処運ぶ。心何かの処十分たる処、いかなる処、どうした一つの理であろう。めん/\理を定めやるがよかろう。これで理である。それで十分さしづ取り扱い、これで成程、めん/\運んでやるがよい。これが成程十分、成程の理、成程一つの理を計り、十分一つ、早く/\運んでやるがよいという。
【説明】
(1)春野千代姉 春野利三郎氏夫人 (2)何も十分であるのに、どうしたことのあらわれと思うであろう。めいめい精神の思いを心に定めるがよかろう。これは親神のはからいである。これが、なるほどと了得できたら、皆であとが治まるようにしてやるがよい。
【摘要】
(1) 出直しはすべて、その人のいんねんに基づいて、親神のなさることである。出直してもまた、この世に生まれかわらせていただくのであるから、この事情を一つのふしとして神意を悟り、よくそれを心に治め、たんのうして勇んで通ることが大切である。 (2) 親神は早く出直すところを、その人の心定めに応じて、引き伸ばしてくださったり、また身代わりの出直しをさせてくださることがある。いずれも親神の守護によるものである。 (3) 出直しという事情に際しては、お互いに淋しい思いをさせず、皆が心を寄せ合い、たすけ合っていくことが大切である。 (4) このお道は将来末代の理であるから、どんな難儀不自由の中も、将来を楽しんで勇んで通っていくことが肝要である。

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