おさしず検索


松村吉太郎二三日前より、唇の下に歯のかみたる如き疵出来しに付、おさしづ

さあ/\身上々々の事情、あちら変わる、こちら変わる。あっち聞く、こっちの理を聞く。あちらも直さんならん、こちらも聞く通りを。さあ/\前々に深き/\の理を知らしてある処、神のさしづも変わらん、諭も違わんで。違わんから一時一つの理はあるなれど、聞き捨てではどうもならん。身上に事情あるから尋ね出る。諭す。聞き捨てでは何にもならん。そこで又身上に掛かる。前々の深き/\の理も知らしてある処。

押して願、内へ帰りて運べとの事なるや伺
さあ/\どうせこうせは言わんで。さあ/\身上に知らしてあるから、身上が速やかなれば尋ねるに当ろまい/\。さあ/\前々に知らしてある処、一つの理、どうせとは言わん/\。さあ/\話掛ける、どういう事も話掛ける/\。どうで一時に一つは治まろまい。さあ/\初まり/\、これは始め出し。さあ/\話掛けたる一つの理は治めにゃなろまい、見にゃなろまい。さあ/\治まらにゃなろまい/\。
【説明】
松村吉三郎、高安大教会初代会長。 以前に深い理を知らしてある処で、かみのさしづも変わらんし、さとしも違わない。ちがわんからこそ、今実行せねばならぬ一つの理(天理)であるのに、聞き捨てではどうもならないという意味で、唇の下に歯のかみたる如き疵は、歯を食いしばっておさしづ通り断行せよとさとしていられるのであろう。
【摘要】
『口』については、内々(家内、親類、教内、おぢばに勤める者)が良く談じ合って治めるようにというおさとしが多い。口は、物をいうところであり、且つ飲食物を体内におさめる入口であることを思案すれば、良く談じ合って、内々治めよというおさとしの意味が納得されるであろう。

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